web内覧会に行って参りました。

フォーブって誰ですか?(笑)
てな館長のお話から萩原学芸員のギャラリートークは始まりました。
パナソニック電工の照明製品のお話も含めて(笑)

今回は、写真の肖像画の19世紀フランスの陶芸家 アントレ・メテ、日本では殆ど知られてないですが、ルオーと同い年。彼の陶芸作品、絵付けをフォーヴィズムの画家やルオーが行った、その作品や画家の絵を並べている展覧会です。

メテのオリジナル作品は写真のようで、大量生産ではなく、自ら窯を作り独自の作品つくる職人でした。
また元来の日本には見られない色彩、デコラティブというか凸凹で、装飾性にとみ、実用的ではない。マチエールに拘る制作。私の陶磁器へのお決まりコメント、○○いれて食べたい、確かにそんな気にならない(笑)

では何故フォーブ?
画商の暗躍などもあり、陶磁器の絵は有名な画家に任せたコラボから、とのこと。

ドラン←聞いたことある
ヴァルタ、ラブラード、ピュイ←しらない
マティス←おっ、ヴァラマンク、マイヨール←なんとか
火をいれて、焼成して鮮やかな色合いに。
野獣派の画風に合致、てことです。
彼らの装飾性傾向にも合致。
後は画家の個性を加えて。
でも、一過性のような、やはし動機が不純、画家の陰謀だから?
いや、他にもセーヌ河の洪水で窯が大ダメージ受けた影響などもあってのことらしいです。

ところが、ルオーは意気投合してかなり長く、メラの49年の人生ずっと、それもルオーの絵を隙間なく絵付け、というか、陶磁器に絵をフツーに描く、それがよく分かります。
また、後の厚塗りで凸凹でマチエール重視のルオーの作品、実はこのコラボから来ている、と新たな発見です。
陶磁器の裏まで描いたルオー、空白がお嫌いか?後の絵画、紙を使い裏に滲んだ色を使い描いた作品もありますしね。
でもそんな話は最近研究が始まったらしく、モチーフなどまで関連性を見出だされているとか。

陶磁器にこれほどルオーらしさが出てるのは、メテが用意した絵の具によるらしいです、
ポスターの右の作品 「花瓶 水浴の女たち」ルオー作品であるの自明ですよね。

もちろんルオーの油彩、水彩画なども、ルオー作品だけで50点以上、ちょっとしたルオー展です。

フォーブやルオー作品の写真撮影は出来ませんで写真は無いのですが、絵画同様に、それ以上に個性がよく出てました。

※美術館より特別に撮影の許可を頂いております。

公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/150411/index.html

パナソニック汐留ミュージアム

~6月21日