わたしはスマホゲームが好きだ。


特に謎解き系。パズル系、アイテム探し系、推理系などがバランスよく入っていて、ストーリー性があるものが好物で、良さそうなものを見つけたらクリアするまで没頭してしまう。

謎解き系のベストオブベストは「FIVE-BN GAMES」が制作している全シリーズ。グラフィックは目を見張るものがあるし、ストーリーも凝っていて、謎解きの難易度やボリュームもかなりある。たまに日本語訳が変なときがあるけれどそこはご愛嬌。そして大抵のものが無料で遊べるという太っ腹さには開いた口が塞がらない(とは言いつつ、有料ゲームには手を出さないのだが)。

 

 

無料だけど、どうしても続けてやりたい時(ライフが貯まるのに時間がかかるので)や、このクオリティを無料で提供してもらっていることに感謝の意を伝えたくて課金することがある。それくらい、すごいと思う。今出ているものは全クリアしてしまって待ちの状態であるが…。

そしてもうひとつ、長いことやっているゲーム、LINEゲームのポコポコとは切っても切れない関係を保っている。

課金するときは決まってストレスがたまっている時。無になりたくて、30分遊び放題のアイテムを買って、ひたすら無心に動物たちを消していく(同じ動物のキャラを組み合わせて、消していくというシンプルなゲーム)。

何かで見たけれど、ゲームはストレスが高い人がハマりやすいらしい。何も考えずに集中してやれることや、ちょっとした達成感を味わえるから。確かにひとつステージをクリアするというのは、日常ではなかなかに味わえない。わたしもゲームをすることで、精神のバランスを取っているのかもしれない。

だが、本当に書きたいのはこのことではない。

気になっているのは、ゲームをしている時に現れる「広告」についてだ。

見たことある人は分かると思うのだが、「広告動画を見たら○○ゲット!」みたいなのが山ほどあって、ライフやアイテム欲しさに見ることは多々ある。単純に「しわが消えるクリーム」だとか「借金返済にお困りの方は」とか、情報が提示されるものもあるが、別のゲームの広告もよく流れる。そしてそれは、ものすごく下手くそに操作される。絶対間違いようのないパズルなのに、間違える。そしてピンチが訪れ、ゲームの主役たちは死ぬ。見ていると、「もっとこうすればいいのに!!」と憤り、自分が実際にそのゲームをしてみて、簡単に出来ることを証明してみたくなる。

でもそれは相手の思うつぼだ。

そのつぼにハマってダウンロードしてみたが、広告で出るような内容のゲームではなく、ガッカリしたことが何度かある。それ以降、ご新規はダウンロードしないようにしている。ゲーム広告ほど、あからさまな釣り広告はないと思う。でも入口は無料だから文句は言えない。気に入らなかったらアンインストールすればいいだけだ。

ゲームと適度に付き合えば、ストレス解消にもなるし、ちょっとした達成感も味わえる。だが、人との距離感と同じで、その「適度」が一番難しい。ゲームを作ってくれた人たちの顔を浮かべ感謝の気持ちは感じながら、釣り広告には騙されることなく、適度に楽しませてもらう術を早いところ見つけたいものだ。

 

 

※トップ画像はVRでお絵描きをしている時の写真

 口が開いちゃうのなんでだろ~