昨日このような記事を書いた。
そして、記事での宣言通り、ちゃんと自転車で稽古場まで行った。

風を感じて、走った。

稽古をして、帰ろうと自転車に乗ったら、

ぷすんぷすんぷすん。


ぷすんぷすん。


ぷすん。



後輪がパンク……



出掛ける前に、ちゃんと空気は入れた。
だからメンテナンス不足ではない。



帰り道、半分自転車を押して、半分ゆっくり乗って帰った。
ハンパない緊迫感の中、ゆるりゆるりとペダルをこいだ。パンクしたまま走るとタイヤが滑りやすいことを知った。当初の予定の倍以上の時間をかけて帰った。尋常じゃない疲労感を持って帰宅した。

そして今日出掛ける前に、行きつけの自転車屋さんに持っていった。

 

 


「パンクしましたぁ」

と泣きついて、あとちょっとだけ気になってたブレーキのことも相談すると、

「あー、ブレーキパット変えないといけないかもねぇ」

と言いながら預かってくれた。

何故だか分からないけれど全幅の信頼を寄せている私は「もうお任せします!全部やっちゃってください!」とマイ自転車を託し、出掛けた。



夕方。

自転車を取りに行くと、ピカピカしたマイ自転車がそこにいた。

いつもそうしてくれるのだけど、修理に出すたび自転車を綺麗にしてくれている。専用の洗剤で拭くようなちょっとしたサービスなのだろうけど、それが本当に嬉しくなる。セルフじゃなくてスタッフのいるガソリンスタンドに行った時のような、そんな気分。なくてもいいけど、あるとめっちゃ嬉しいやつ。

「チューブ交換しときましたよ、破けてましたんで」

タイヤのチューブは見事に破けていた。空気を入れるためのバルブとチューブが接するの根本部分が裂けていた。このパターンってみたことないけど、なんでなんだろう?老朽化かな?

当初の見立て通り、ブレーキパッドも摩耗していたようで、交換したとのこと。これで快適な走りが約束されたわけだ。

「3ヶ月は大丈夫ですよ」

空気を定期的に入れないとダメだとアドバイスしてくれた。実は、空気はちゃんと入れていた。むしろ頻繁に。だからもしかしたら、入れすぎだったのかもしれないし、タイヤの破損はずっと前からだったのかもしれない。


遂に、気になるお会計。


「7,000円です」



おおぅ。



何となく想定はしていたし、決して高いとは思わない。
相場は知らないけれど、言われた額を払うのみ。むしろ払いたい。それくらい信頼している。



さぁ7,000円を取り返すべく、自転車こぎまくって交通費浮かすぞ!!

 

 

(トップ画像は漕ぐは漕ぐでも水中ペダル)