先日、ブラインドサッカーWGPを観戦した際、
ちょんまげ隊長ツンさんに、
この「蹴る」の監督である中村さんをご紹介頂いた。
 
 
そのご縁で、ポレポレ東中野へ観に行ってきた。
 
 

 
ポレポレ東中野は東中野駅から徒歩1分で便利。
1スクリーンでこじんまりしているけど味がある。
神戸の元町映画館に近い風情があった。
 
 
関西でサッカーの仕事に携わらせてもらって
「いろんなサッカーの世界」に触れることができた。
 
Jリーグや地域リーグだけでなく、
パラスポーツである
ブラインドサッカーやアンプティサッカーもそう。
 
色んなご縁で素敵な経験や知識を頂いたから
少しでも恩返しというか広めることができたらなんて
微力ながら・・・思っている。
 
 
ポレポレでは5日まで
毎日12:20~、18:50~2回上映。
 
映画を見て感じたのは
選手たちが命を懸けて戦っていると言うこと。
本当の意味での、人生を。
 
激しい転倒やコンタクトによるケガはもちろん
日常的に障害による危険も付いて回る。
海外遠征へ行くにも、食事、呼吸など
全てリスクがあり、神経を研ぎ澄ませないといけない。
 
それを乗り越えて、そんな危険を冒してでも
「蹴りたい」「サッカーをやりたい」と言う気持ち。
本当は自分で「蹴って」はいないし、
「サッカーとは違う」と言われるかもしれない。
でもそんなことは誰も気にしていないように見えた。
 
電動車椅子サッカーをするために生きている。
 
うまくなりたい、勝ちたい、代表に選ばれたいと
健常者が思うのと同じくらい、
いやそれ以上に強い気持ちで、取り組んでいる。
 
その姿は美しいと思った。
そして、スポーツの存在意義を感じた。
 
 
中村監督と。
パンフレット購入して勉強する!
 
中村監督は映画「MARCH」も監督されている。
 
「蹴る」でも遠征についていき、選手の自宅に行き
カメラマンも編集も自身でやったというけど、
撮るために約8年くらい費やしたとのことだから
全くどのようなスケジュールで動いているのか
本当に不思議でならない。。。
 
その熱意が詰まった「蹴る」
関東の皆様は是非ご覧下さい。
 
 
例のごとく、試合を生観戦したくなっている私。。
 
 
Marioおすましペガサス