今年も行ってきました。
恒例行事となりました、富士登山。
 
 
父が還暦の60歳からスタートした企画。
まさか毎年登ることになろうとは思ってもみなかった。
 
 
メンバーはちょくちょく変わっておりますが、
毎年みんなで無事登頂できているのは奇跡。
 
 
さぁ今年はどんなドラマが
待っているんでしょうか?
 
 

メンバーは父、いとこ、まどぅー、私。

※父・いとことまどぅーは初対面

 

 

今年のミッションは・・・
 
 


頂上で日の出を見る。
 

 
 
なので、
いつもよりも早めに登り始めました。
23時30分くらいだったかな? 
 
 
ほとんど真っ暗なので、
写真を撮ることもなく、淡々と登る。
 
 
この日は団体のツアーで人がたくさんいて
山小屋に着くたび、人、人、人・・・
 
 
時に追い越しながら、
時に流れに乗って、ゆっくり登りながら、
気付いたら九合目。
 
 
ゆっくりめのペースで来ているつもりだったけど
時間を見たら、結構早いかもしれない。
 
 
そして、
初参加のまどぅーが異常に元気で引く。

※これは初富士山の人にはありがちなのだが
   大抵どこかで気持ちが折れるところあるのに無かった…
 

 
パピーも経験を活かし、安定の登山。
マイペースに歩を進め、64歳の貫禄を見せる。
※9月3日で65歳になりました
 

いとこは去年と打って変わってスローペース。
しかし完璧な防備で、確実に上を目指す。
※靴、ストックを調達していた!
 
 
登ること約4時間。
 
 
全員が無事、登頂しました!
真っ暗で頂上って分からないけど、頂上だよ!
 
 

しかし、
地獄はここからだった……
 
 

登りついたのが、3時半頃。
真っ暗。やることもない。
日の出は5時15分頃の予定。
 


 
・・・寒い。
 


 
・・・風強い。
 


 
とにかく寒い。
 
 


ウソみたいに風強い。
 


 
もうめっちゃ寒い。
 


 
笑っちゃうほど風強い。
 


 
凍死するくらい寒いってばよ!!
 

 
(まぁ、防寒も甘かったのですが)


 
って言うレベルの寒さに耐えながら、
ようやく空が明るくなり始めた。
 
 

 
富士宮ルートの頂上から
お鉢巡りをしながら、
吉田ルート側の頂上方面へ歩き出す。
※ちょうど反対側。日は吉田ルート側から昇るため。
 
 
真ん中くらいの良きところで、
場所を取って日の出を待つ。
 
 


きた。
 


 
 
 
きたきた。
 

 
お日様が顔を見せてからは
あっという間。
 
 
 
 


暖かくなってきたような気がする。
 


じんわりと。

 
 
雲がかかると、太陽のオーラが増す。
ぐわーってパワーを浴びてるみたい。
 

でも、やっぱり寒い。
 

でも、ずっと見ていたい。
 
 
あっという間に辺りが明るくなって、
あっという間に吉田ルート頂上に来ていた。
 
 
ここ3年は富士宮ルートからだったから、
吉田ルート側に来たのは久しぶりでした。
 
 
まどぅーは一旦東京に戻らねばならず
一人、吉田ルートを下って行った。
(かなり元気に)
 
 
私たちは富士宮ルートに戻って下山。
 
 
 
絵葉書のような写真は
いとこちゃんの一眼レフが撮りました。
 
 
シルエットが良い。
※いとこちゃん撮影
 
 
写真を撮るいとこちゃんを撮る。
 
 
雲海さいこー!
 
 
 
下山の後半は、親指に水が溜まって(マメ)
ぐにゅぐにゅしてたからホント痛かった。。
 
 
素敵な景色をたくさん見せてくれるけど、
楽させてくれないのが、富士山なのよね!
 
 
 
ことしも無事に登って、帰って来れました。
ありがとう、富士山。
 
 
初年度以外は、募金して頂いているバッチ。
5つ揃いました。
 
 

ドラマは最後に訪れた・・・




父が放った恐ろしい一言。
 


 
父「70歳で登ったら頂上で何かもらえるらしいけん、
     それまでは登らないけんね」
 
 

私「え・・・70?」
 


 
確かに山頂の神社で「70歳以上」と書いてあるのを
見た残像が、脳裏をかすめました…
 
 

調べると。
 

高齢者記帳所にある「高齢者登拝者名簿」に記帳(資格は70歳以上)すると記念品が授けられることになっており、この記帳は1960年から行われている。奥宮と浅間大社末社の久須志神社で取り扱っており、累計では2010年時点で1243人に上る。
 
 


これを目標に設定してしまったのか!!!
 


 
ちょっと待て。
 
 


父70なら、私40(39)!!
 
 
 

父より私のほうが心配である・・・
 

 
 
Marioマリオ