怒涛の東京&大阪の舞台が終わり、

今からやることと言えば、インプットです。

 

観て、読んで、感じて、ボーっとして、

また観て、読んで、感じて、ボーっとして、、、

 

お世話になった友達の家でNetflixが見れたので

ここぞとばかりに観ていました。

 

 

「そして父になる」

 

子どもの取り違え問題を扱った作品。

 

育てた期間の6年間を取るのか、血を取るのか。

揺れ動く親、子供の心を描いた是枝監督の作品です。

 

「親になる」のは未経験なので何とも言えない部分はあるけど

「子どもではある」ってことは間違いないので

どっちかというと子どもたちに感情移入しちゃいました。

お芝居がアドリブだったと記事で読んで、ビビりました。

子どもたちが本当に可愛くて、無邪気で、誰よりも繊細で…

 

波の立たない静かな作品だけど

心の中にはザワザワ小さな波が流れる作品でした。

 

 

「百円の恋」

 

当時、確か森脇健児さんが絶賛して、ずっと観たかった作品。

 

でもどんな話かもよく分かってなくて、

前半は安藤サクラさん演じる主人公の

あまりの底辺具合にどよーんってなったけど

新井浩文さん演じるボクサーと出会ってからの展開が

スピーディでは決してないけど、引き込まれていきました。

 

最後は一子(主人公)がボクシングに挑戦するっていう

流れになってからの、安藤サクラさんの変貌がすごくて

人は目標を持つと変わる、自然に変わっていくんだと

今までの自堕落な一子に嫌気が刺していたのに

急に応援したくなって、最後の試合のシーンなんか

本当にずっと応援してたわけですよ。

 

観ていない人は何だこの感想、ってなると思います。

けど、観たら分かると思いますー。

 

 

 

今回観た2本ともだけど

派手なシーンも、凝った設定や大どんでん返しもない。

 

だけど、観た後に

「心のお土産」をくれる、そんな作品だった。

 

そんな作品を作りたい。

 

 

 

Marioマリオ