8月・9月で映画を3本。
全部邦画。最近の傾向かな。

 

 

1本目はコチラ。



シン・ゴジラ

観る!と決めたきっかけは
ゴジラを演じるのが野村萬斎さんだから。
モーションキャプチャーで
萬斎さんの狂言の動きを使ってるとのこと。

見たあとの感想ツイート。




そうそう。

庵野監督作品ということで、
進撃の巨人キャストが多かった。

それにたーくさん有名な役者やタレントが
出演していてエンドロールで名前を見て
「え?どこにいたの??」ってなった。


進撃の巨人にしても、ゴジラにしても
結局は人間は愚かだ。。。だが・・・!!


と言う結論に行き着くのですよね。



富士山に登った時、岩肌のゴツゴツ感が
ゴジラっぽかったから呟いた。

映画見たら、ゴジラはもっとゴツゴツだったね。



続いて。



君の名は。


映画館で観たアニメ作品は、記憶の中でも
ジブリ以外初めてかもしれない。


時空を越えたパラレルワールド。


最初は距離。
そして時間(時空)。
最後は生死。
 

 

最初は主人公2人は距離があるだけかと思いました。

しかし単純ではなかった。

 

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、

 

違う世界を生きながら、そこには確かな交わりや感触があり、

惹かれ合う2人は無くなっていく記憶と戦いながら、

胸の奥に残った感覚に突き動かされていく・・・

 

みたいな感じかな~。

とにかく見ないと分からない作品ですね。

見ても分からないかも。笑


とにかく風景画がキレイで、

こんな空とか夕焼けとか町並みとか。

写真でも絵でもない、アニメーションという世界での

最大限の美しさがあるように感じました。




最後は。

怒り


何だかね、とにかく胸がギュッとなる作品です。

殺人犯は誰だ、って話なので楽しい話ではない訳ですが、

見る方も心の準備が必要というか、

作者や監督や役者の作品に対する心意気のようなものを

感じずにはいられない映画でした。

それだけ演じるのに覚悟がいると言うか、そう思いました。

 

色々と制作秘話的なものを読むと(公式サイトなど)

監督がこだわりにこだわる人で、リハで納得いくまで出来ないと

本番に入らないというスタイルの人だそうです。

ゲイの役だった妻夫木聡さんと綾野剛さんは一緒に暮らして

カップルの雰囲気を出したり、とにかく勉強したとありました。

森山未來さんも無人島に先に入って生活していたとのこと。

 

それくらいエネルギーを掛けないと

あの作品は生み出せなかった。

 

単なる犯人探しの話ではない。

今ある生活の中に素性の知れない人が現れたとして、

しかもその人が自分にとって大切な人になったとして、

殺人犯である可能性があると知ったとしたら、

私自身はどう動くだろうと考えずにはいられない。

 

笑えるシーンが一つもなく、

普通だったら見ないタイプの映画だと思うけど

今自分が何かを作ろう、生み出したいと考えているから

出会うことの出来た作品だったと思います。

 

 

長々と感想述べましたが

リスペクトしかないことと、

自分の努力の足りなさを恥じるばかりです…

 

 

Marioマリオ