昨日、ブラインドサッカーチーム

兵庫サムライスターズの練習に参加させて頂きました!

 

 

7月に行われた

「J—FOOTBALL TALK-LEAGUE-WEST」

というトークイベントにゲストで来られた

チームスタッフの方とのご縁がキッカケ。

※こちらは次回11月の予定とのこと

 

 

どのような練習を行うか分からぬまま、

とりあえず動ける服装で練習場所へ。

 

場所はJICA関西の中にある体育館。

 

 

入念な準備体操の後、

いわゆる基礎練からスタートしました。



最初はアイマスクをせずに練習。

片足交互にボールの上に乗せるという単純な動き。
 

 


なのに・・・

 



目が見えないことでボールの細かなズレが分からず、

どんどんボールが足から離れて行っちゃうんです。

 

しかも、スパルタで、これ100回・・・

序盤からしんどめのメニューです滝汗
 

 

次は、ペアを組んで二人で。


ボールは見えない訳ですから、
息を合わせるために声を掛けるしかありません。

 

これも100回・・・チーン

 

 

初心者メンバーはここで一旦休憩。

慣れた皆さんで次のメニュー。


人を避けながらドリブルでボールを運ぶ練習。

これ、目が見えていても簡単じゃありませんよ・・・




見えていないなんて信じられませんね…

神業だ!



続いては、初参加のメンバーも加わって、パス練習。


ボールが後ろに行ったらパニック。

耳を澄ましてボールの鈴の音を聞く。

それから、パスをする相手の声を聞く。

「こっちこっち」

手を叩くこともある。

音がとても重要なスポーツ。

ボールを止めることができても、

蹴りたい方に蹴られない…

 

 

それからシュート練習へ。


阿波踊りか麦踏みか、見えない何かと戦っている…

 

自分で見ても笑ってしまう動きですが、

やっている最中は必死です。

ボールを失うと修正が出来ないんです。

 

 

こちらが選手のプレー。



動きがスムーズですよね。

見えていないなんて信じられません。

鍛錬すればこのレベルになれるの!?

 

 

ゴール裏に「ガイド」と呼ばれる役割の人がいて、

ゴールまでの距離と角度を選手に伝えます。

 

「8(メートル)、45(度)、シュート!」みたいに。

 

このポジションもとっても重要なんです。
(動画でガイドさんの声が聞こえると思います)

 

 

 

最後はゲーム。


通常はキーパーを入れて5対5ですが、

この日は4対4で行いました!

 

 

守備の時は「ボイ(Voy)」と声を出すのがルール。

危険回避でもあり、プレッシャーをかけることでもあります。

 


ちなみにキーパーは目が見える選手です。

通常のサッカーと違って、

ボールを飛び出して取ることができません。

また、コーチングも必要なスキルです。

 

 

それでは動画もどうぞ。




青いユニフォームを着ている方は、

なんと日本代表、川村 怜(かわむら りょう)選手!

 

動きの速さ、ボール運びの正確さ、

空間・ボール位置の把握能力、

「すごい・・・」の一言に尽きますポーン

 



右が川村選手。磐田サポだそうです(笑)

左はサムライスターズの選手で、

日頃は按摩マッサージの先生をされているとのこと。

 

 

目が見えない状態で、接触が多いサッカーをするのは

難易度も高い上に、ケガの可能性も高いわけです。

 

日々の仕事がある中で選手を続けていくのは

とても大変なことだと思いますが、

前向きに明るく元気に取り組んでいる選手の皆さん、

そして支えるサポーターの皆さんはとてもステキウシシ

 

私も出来る範囲で協力していきます!

 

・・・と言うか、

ブラインドサッカー上手くなりたいので頑張りますウインク

 

いつか試合にも出てみたいな~なんて。

遠い遠い話ですが・・・

 

※日本国内の大会では晴眼者(目が見える人)も出場できますが、

国際大会は全盲の方しか出場できません。

どちらにしてもアイマスクの着用は必須です。

 

 

ブラインドサッカーのオフィシャルサイトは

http://www.b-soccer.jp/

 

ルールなども詳しく書いてありますので、

是非チェックしてみてください!!

 

 

Marioマリオ