アンコール・ワットで朝日を見てから

ホテルで朝ごはんと小休止。

 

 

この日は最初の3日間お世話になったホテルから

次のホテルに移動する日でした。

 



ブティック・カンボ・ホテル

今回はexpediaで予約しました。



まだ帰る訳ではないけれど、

お世話になったホテルとさよならするのは

ちょっとだけ寂しかった。

プールに入れなかったことだけ心残り。

 

 

再びトゥクトゥクに乗り、

ひとまず次のホテルにチェックイン。

 

それから次の目的地へ。


1時間ちょっとかかるけど、

天気が良かったのでとても気持ち良かった。

 

 

こんな看板娘(多分)がお出迎え。


 

着いたのは、

バンテアイ・スレイ

 

バンテアイ・スレイの意味は「女の砦」

11世紀に造られ、赤土色の精密な彫刻が特徴。


中央祠堂は保護のため立ち入り禁止。

 

かつてフランス人のマルローという作家が

デバターのあまりの美しさに持ち帰ろうとした

盗掘事件があったくらい。

 


自然と出る、おばショット感。

 


全体的にはこじんまりとしているけど、

彫刻がとても細かくて見応え十分。

 


 

こんな細かい彫刻が残っているのがスゴイ!

 

 



そして有名なのが「東洋のモナリザ」と言われる

美しいデバターの彫刻(遠目からしか見れない)。

 


数ある遺跡の中でも、女性をテーマにしたものはここだけ。

なんだかしっくりくるもの分かる気がする・・・?




敷地はとても広くて、

時間があったらゆっくりしたかった。

 

 

次に向かったのは、地雷博物館


両サイドのオブジェは爆弾。



建物の中央には撤去された地雷や

戦争で使われた不発弾などが展示されています。

 

少し重さを加えるだけで爆発するにも関わらず、

撤去には膨大な時間と労力がかかる上に

命の危険を伴う作業です。

 

日本語での解説は少なかったので、

半分も理解できなかったのが残念です。
(帰ってきてから色々と調べました)

このような信じられない残虐な兵器が

今も当たり前のように生活するエリアにあり、

被害を受けた人たちが大勢いるということに

とても胸が苦しくなりました。


写真右上はこの博物館を自費で作ったアキ・ラーさん。

今も地雷の撤去活動や地雷によって孤児になった子供たちの施設の運営を行っています。

 

撤去された地雷だけでなく、撤去に使う服や

戦争で使われた武器が展示されています。

 


実際にこのように地雷が置かれています。

(これは展示だと思います)
枯葉に隠れていたら全く分からないと思います。

 

 

知ってはいたけど、詳しくは知らない。

全ては到底理解出来るものではないし、

自分自身が何かできることも少ない。

けど、少しでも知っておくこと、知ろうとすること、

こうやって浅い知識でも書き記しておくこと、

必要だと思い、書かせてもらいました。

 

 

少ない額ですが、募金して博物館を後にしました。

 

 



自分たちの当たり前が

当たり前じゃない人たちがいる。

 

 

こうして笑って旅できる日々に改めて感謝しないと。

 

 

Mairoマリオ