少し時間があるときに
映画を選択することは多いけど、
見たい映画や心惹かれる映画に出会うのは
少ない気がします。


先日もそんな感じでした。


神戸にある映画館の上映作品を探したけど
なかなか見つからない。


あっても、時間が合わない。



ふと、思い出した。




元町映画館


元町のアーケードにある小さな映画館。


前にブログで書いた「キネマの神様」に出てくる
テアトル銀幕みたいなところ。


そこで上映されていたのがコチラ。



ファブリックの女王


マリメッコの創業者アルミ・ラティアの
人生を綴ったフィンランドの作品。


主役のミンナ・ハープキュラが
ラティアの人生を演じるのですが、
いわゆる、劇中劇スタイルなんです。

映画の中に、舞台があるんです。
詳しくはWikipediaで。


演じるにあたってのハープキュラ自身の葛藤や
演出家とのやりとりも映画の中に出てきます。


あまり舞台や映画を見慣れていない人は
少し混乱してしまうかもしれません。



マリメッコの創業者アルミ・ラティアは
女性の社会進出を強く主張している一方で、
孤独や焦燥、恐怖心も同じくらい
持ち合わせている不安定な人でした。

そして何より才能があり、
大きくなり続けるマリメッコの中で、
唯一無二の存在でした。

それゆえ、お酒に頼らざるを得ない状態であり、
最後は病に倒れます。


そういう難しい精神を演じる上での
ハープキュラの悩みも映し出すことで、
我々に見やすくさせる狙いなのかもしれません。


役者もやっている私は
非常に興味深く見ました。


また、フィンランド映画は初めて見たので、
発せられる言葉の響きがとても新鮮でした。



大規模な映画館で上映されない作品を見るのは、
とても勉強になりますね照れ




そして、
映画を見るとまた見たくなる症状。


目についたので手に取ったのは…



知る人ぞ知る名画。


シザーハンズ



知ってるつもりが知らなかった。
見ていたつもりが見ていなかった。


結果、初めて見ました。
もしくは、見たけど全く覚えてなかった。



ジョニーデップの目だけで演じる凄さ、
おとぎの国なのにリアルに感じる演出、
ウィノナライダーの可愛らしさ、
ある意味、とても残酷なエンディング。。



私的には、
ペグ(エドワードを城から連れ帰ったおばさん)の
愛の深さが一番心に染みたような。


もちろん、
最後の悲しい告白とキスも泣けた…



結果、
ジョニデ、
やっぱ好き~ラブラブ




いやー、
もっと不朽の名作を見ないとね!



フィールドオブドリームスも借りてます。早く見たいけど3時間あるのね!汗




Marioまりおたん