最近の移動はもっぱら読書で、
これまではその移動中にブログを書いていたものですから、ご無沙汰してました…ガーン


まぁ、必然的に書く内容も「本」のことが多くなってしまうことをお許し下さい。



読書の秋



だからいいでしょう。

本の虫になりましょう。




最近、直木賞作家の本を立て続けに読みましたひらめき電球



まずはコチラ。




一時期ハマってよく読んでいた道尾修介さんの
直木賞獲得作品である「月と蟹」


ドラマになった「月の恋人~moon lovers~」(キムタク主演)の著者というとピンと来る方もいるのでは!?




これまで道尾作品は


「片眼の猿」
「ラットマン」
「ソロモンの犬」


と十二支シリーズを多く読んでいました!
※読んでないけど「球体の蛇」「龍神の雨」などがある。


他にも「向日葵の咲かない夏」を読みました。



今回は、十二支ではないけど生き物シリーズってことで、「蟹」が出るであろうこの本を選んだかに座



ミステリー系だと必ず最後にドンデンガエシのある道尾作品ドンッ


ドキドキしながら読み進めました...




舞台は片田舎の海辺の町。

父を病気で亡くし、母と祖父と3人で暮らしていた小学五年生の慎一は、クラスに馴染めずにいた。同じような境遇の春也と次第に距離が近くなり、祖父に聞いた神様の鳴き声がするという山で遊ぶようになる。
そこでは海で捕まえたヤドカリを焼くという二人だけの遊びが行われる。

クラスの中心的存在の鳴海も加わり、それはいつしか願いを叶えるために行う秘密の儀式となっていた。

それぞれの抱える悩み、嫉妬、思いやりが複雑に絡み合い、事は次第に大きくなっていく...





サスペンスだと思っていたのに、終わってみれば、殺人もなければ、犯人もいない。

大ドンデンガエシもなかった...けど、何だか胸の奥がドキドキというかヒリヒリというか、しばらくぼんやりとなった。


小学生の頃って、こんなにいろんな事考えてたかな...


思い返してみると、周りの人の一挙手一投足に敏感に反応していたかもしれない。
多感な時期だし、大人になろうともする。


昔はあんなことで悩んでいたなぁ~なんて思い出したシラー



大ドンデンガエシはなかったけど、
ラストの慎一の切迫感、息づかいはこちらまで苦しくなる描写DASH!




道尾作品が初めての人にはあんまりオススメしないけど、2作目以降ならアリだと思いますビックリマーク





Marioマリオ




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