何うどんが好き? ブログネタ:何うどんが好き? 参加中
本文はここから



うどん=西日本 そば 東日本 と言う人がいるが、これは正しくない。

東日本にはうどん処として知られている地域が多く(吉田のうどん、武蔵野うどん、加須うどんなど)、大坂(現在の大阪)では天正12年に蕎麦屋「砂場」が開業し、西日本でも江戸時代には蕎麦文化が広まったとも言われている。現在、東京 周辺、近畿 ともにうどんの専門店は従来の店とチェーン店がある。また日本全国には、うどんとそばの両方を供する「うどん屋」、「そば屋」と称する店が多いが、うどんを主としている店では「うどん屋」、そばを主としている店では「そば屋」と呼ぶことが多い。

江戸時代 江戸 の市中においても、うどんは一般に普及していた。特に江戸前期にはまだ麺類としてのそば(そば切り)が一般に普及しておらず、 そばがき として食べられていたこと(記録としては蕎麦がきの様なものが麺状に切られたのが「1574年(天正2年)初めの建物修復工事完成に際しての寄進物一覧の中に「振舞ソハキリ 金永」というくだりが確認できる)から、麺類としてはうどんに人気があったようである。しかし、のちに麺類としてのそばが普及したこと、またそばとそば屋が独自の文化を育む母体となっていったこと、脚気 防止のためにそばが好まれたことなどにより、うどんは江戸における麺類の主流としての地位をそばに取って代わられる。因みに江戸のそばは信州 から甲州街道 中山道 を通して伝えられたものといわれている。

現在の関東地方 は、東京都 多摩地区 、即ち武蔵野 小平市 東村山市 など)、埼玉県 西部及び北部、群馬県 などでは、「武蔵野うどん」をはじめとするうどん専門店も多い。実際、平成16年度のうどんの生産量でも1位は讃岐うどん で知られる香川県だが、2位は埼玉県であり、群馬県もベスト5に入っている[8] 。これらの地域では二毛作 による小麦 栽培が盛んで、うどんは日常的な食事だったのである。ただ、関東ではかけうどんよりも付け麺(もりうどん)にして食べる場合が多い。

東日本には、蕎麦店もうどん専門店もありどちらも多く食べられている。

大阪、京都を初めとする近畿圏内ではうどんは麺類の主役として、今も老若問わず根強い人気を誇る。これは近世以前より近辺には播磨や河内など良質の小麦 産地が多かったこと、関東ローム層による火山灰土の影響で硬水 が主となる関東地方とは異なり、近畿地方から採れる地下水は軟水 のため昆布 との相性が良かったことなど、美味しいうどんを作るのに最適な条件だったことが挙げられる。そのため、関西、とりわけ大阪では麺よりだしに重きを置き(後述)、うどん玉はだしを吸いやすいように、しなやかで柔らかい麺が好まれるようになった。腰がないといわれる(とりわけ、讃岐うどんと比較して)のは、このような文化的な背景があるためである[9]

20世紀後半から21世紀初頭にかけて4回の讃岐うどんブームがあり[10] 。また、讃岐うどん を供するチェーン店が2002年より首都圏から日本各地にオープンし、2005年頃まで続いた[11] 。香川ではうどんの専門店が多く、そばとうどん両方を供している店は少ない。

現在でも大阪では「うどん屋」が多い。京都では「うどん屋」も多い一方で、専門の「そば屋」が多い(因みにニシンそばは京都の名物でもある)。江戸時代には既に西と東の物資の交流は盛んで、「富士見酒」などは、その代表である。

西日本方面では、うどんといなり寿司 をセットにして食べることを好まれ、多くのうどん店ではいなり寿司を二つずつ載せた小皿で販売する。


カレーうどん


だし汁にカレー粉を加えてカレー 風味にしたものか、だし汁で延ばした和風カレーをつゆとして用いたうどんである。麺が蕎麦 に変わると「カレー南蛮 」になる。ただし最近では「カレー南蛮うどん」「カレー南蛮そば」の両方をメニューに加える店もあり、前者(カレーうどん)と同じものを「カレー南蛮」と称する例も出てきた。

カレー南蛮の「南蛮」は唐辛子のことではなく「なんば」が転じたもので、葱(長ネギ)のことを指し(「鴨南蛮」「かしわ南蛮」に同じ)、元来は大阪 難波 の近くで採れた長ネギを指した。現在でも「鴨なんば」「カレーなんば」など、「なんば」の名称を用いている店もある。長ネギではなく玉葱 を使ったものをカレーうどんと区別する店もある。

近畿では関西風のだしを利かせた薄口醤油を基本としたつゆにカレー粉を入れ、片栗粉ないしは小麦粉でとろみをつける。具は牛肉を主体に青葱、玉葱を入れるのが主流。店によっては薄揚げを入れる店もある。

単純にカレーライス用の汁(カレーソース)をうどんにかけただけという場合もある。大衆食堂や学生食堂・市井のうどん屋などで、カレーライスとカレーうどんの汁を共用している場合にしばしば見られる例である。またカレーソースをだし汁で延ばしてかけたり、うどんのだし汁を半分程度はりその上にカレーソースをそのままかけるという形もある。

なおカレーうどんは1909年に作られたものだが、当初はゲテモノとして扱われていたという。現在では大半のうどん店で扱っているほど、一般的なうどんの一種となっている。最近ではチーズ 入りなどのバリエーションも出てきている。

カレーうどんを食べる際、箸から麺を取り落としやすくあるいはどんぶりからカレー汁を跳ねさせるなどの原因で衣服を汚してしまうことがしばしばある(これを嫌ってカレーうどんを食べない者もある)。このため、カレーうどんの客には特に紙製のエプロンを用意する店も時折見られる。

名古屋は味噌煮込み・きしめん・あんかけと同様に、独自のカレーうどんが生まれている。名古屋流のカレーうどんで一番違うのはカレールーである。カレー南蛮のように片栗粉が一切入らないので、スープのようなサラッとしたつゆになっている。このカレーうどんは昭和40年代に名古屋市北区のうどん屋が始めたのが元祖で、御園座に出演した芸能人が多く来店して50年代に有名となった(現在でも同じ場所にうどん屋はあるが、暖簾も経営者も麺も味付けも全てが当時とは違う)。元祖の店がカレーうどんの作り方も広げたため、名古屋独自の作り方となる。基本的にカレーは店夫々が独自にスパイスを調合して作るので、市販のカレールーよりも黄色い。作り方も、注文を受けたカレーうどんのうどんを茹でている間にうどんのだし(かつおベース)に独自で作ったカレー粉をディッシャーですくって溶き混ぜる。基本は、一人前づつ手鍋で作る。具は葱・揚げ・豚バラ肉のみで、ほぼ後乗せでつゆを完成させる。完成後、先にどんぶりに盛ったおいた麺の上にかけて完成する。麺は1cm以上ある極太で、角張っているのが特徴。伸びにくく、箸でつかみ易いのも特徴。その麺とカレーの特徴を活かして、3種類のカレーうどんがある。1つめは極太麺もカレーも熱い「カレーうどん」。2つめは、極太麺は冷水で締めてカレーが熱い「冷やしカレー」。3つめは、極太麺をカレーと一緒に土鍋で煮た「煮込みカレー」である。ただし、元祖の店では煮込みカレーは出していない。

焼きうどんを供する店で、味付けにカレーパウダーを使ったドライカレー うどんを供する場合もある。

北海道 美瑛町 では、「美瑛カレーうどん 」と称して独自のカレーうどんを考案した。小麦と野菜の産地であることから発案された。つけめんスタイルのうどんで、冷やした麺をカレー風のつゆに浸して食べる。太い麺と、カレーに野菜などの具が多く入っていることに特徴がある。

愛知県 豊橋市 では、市内のうどん店の自家製麺率が高いことから「豊橋カレーうどん 」を定義した。内容は自家製麺であること、最下層に米飯 、その上層にとろろ 、その上層に麺を加え最後にカレーだしをかけたもので、同市の主要農産品であるうずら の卵を使うことを条件としている。