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ニードフォースピードを観てきました。

嫁と娘が買い物に行くと言うので
運転手ついでにデパートで映画観てきました。

スパイダーマンを観たかったのですが
上映時間が合わず
ニードフォースピードにした。

海外ドラマで
ブレイキングバッドっていう、
物凄く面白いのがあるんですが、
現在、シーズン5まで出ているものの、
日本でのDVD化はシーズン2まで。
衛星放送では全部見れるが時間を合わせるか、
録画で観るか、、でしたが、
最近では動画配信サイトでも観れます。

で、何が言いたいかというと、
そのドラマで2トップの主人公の中の一人が
今回観たニードフォースピードの主人公でした。
カッコイイと言うよりは演技派なかんじです。

さて、、、
カーアクションですから
ワイルドスピードと比べる人もいると思いますが、
比にならないくらいつまらなかったですね。

まず、車に統一感が無いです。
映画の宣伝では「スーパーカー」と謳っていますが、
前半はアメ車の映画です。
ガレージの雰囲気や60年代後半のマッスルカーでのレースシーンもあり、
車のチョイスも映像の取り方も良いかんじ。

なのですが、、、
話が一気にバッサリ、スーパーカーの話になってしまう。

登場するスーパーカーに関しても
スーパーカーのチューナーによるチューニングカーなので
凄いのかもしれないけど弄っているシーンは無し。

車が好きな人には物足りないし、
ファッショナブルでもないし、
音楽が特別カッコイイ感じも無く、、
全てが中途半端な映画でしたね。


登場する車のチョイスが良いが
かなりマニアックなのに、
しっかりとウンチクが入るわけではないので
普通に車が好きです程度の人では解らない内容だし、
逃走シーンでは
アメリカングラフティーのオマージュ的な要素もあり、
それが分かる人には面白いが、
それを面白いと思える人はそのシーンしかつまらないと思う。

つまり、
スーパーカーが好きな人にも中途半端だし、
アメリカンマッスルが好きな人にも中途半端だし、
無謀な若者のカッコイイアクションって面でも中途半端だし、
エロいのもグロイのもドンパチも無し。

スーパーカーの映画って、
庶民離れした情景なんだから
それはそれでオーシャンズイレブンみたいに
舞台もエレガントにゴージャスにしてくれた方が目の保養になる。

ワイルドスピードは車も解り易いし、
続編に続くにつれて話が大きくなるけど
1作目の土台があるからこそな部分もある。

つまり欲張りすぎて身のない映画だったと言う感想。



最後に、ネタばれですが、

主人公は町一番の走り屋で、
草レースで金を稼ぐが、
親から受け継いだガソスタ&ガレージの借金があり、
金銭的に全然足りない状況から話が始まりますが、、
一番納得いかなかったのが
話のメインとなるレースでの優勝者が
出場した車を総取りできると言う報酬なんですが
ゴールしたのは1台、当然主人公。しかも逮捕される。。。
それ以外の車は全て廃車レベルにクラッシュで完走できず。。
主人公は半年位で出所。
美人の彼女がピカピカのチューニングカーで迎えに来る。
なんとなくハッピーエンド。

最後のシーンとかに、
それらの車は全て保険に入っていて
ガレージにはスーパーカーが並ぶとか、
何かしらの金銭的報酬やビックボーナスのつじつまが無いと
全く話が締まりません。


嫌いな映画ではないが、なんにも感動できず。。でした。

XTRサーフボードは本当に水を吸わないのか?

いろんなサーフボードを見るだけでなく、
新品のような状態に一つだけの小さな破損から
ボロボロに酷使された物、
色んな修理を施された後からの再補修なども含め、
様々な視点でサーフボードを見てきました。

MAR_SBのカスタムオーダー時には
独自のデザインで作りだすわけですが、
当然ながら他社製との比較や、
良い面は吸収してアレンジしてみよう的な案もあり、
リペア屋さんという立場は大いに勉強になっています。

さて、
今回のお題は「XTRサーフボード」
検索すると、
日本の代理店さんは素材に対して
ものすごく丁寧に解説していますが、

「フォームが水を吸わない」

これってすごいですよね?
ですが、これは新品無傷の状態でのお話です。

デッキのスタンス部分や乗り手の癖、
顎を当ててパドルする人やレールを強く握る等
同じ場所に「強打」ではなく複数回の押す力が加わると
フォームと呼ばれる素材は劣化を始めます。

一般的なポリエステルフォームや
スタイロフォームもこれは同じです。

XTRフォームを悪く言っているわけではなく、
使用による劣化は「ある」という事です。

この劣化の延長上に「剥離」と言うのがありますが
これは別の機会に書くとして、、


テストする側、販売する側は
全てのサーファーの条件でテストしているわけではありません。

空輸による激しい気温変化や
クラッシュして数日の状態は把握できても

週2回サーフィンする人が2年、3年使った場合、
乗るよりも波待ちが多い初心者の状況は
なかなか把握できないものです。

生産者側が想定する使用期間を超えても使いたいと思う人が多いはずです。

僕が表現するなら
XTRは「水を吸わない」ではなく
「比較的水を吸いにくい」だと思います。

XTRに施されている
等間隔に空いた小さな穴は「サーモベント」と呼ばれている
高温時の内部膨張を防ぐ処理が施されています。
その穴から水を吸ってしまうのでは?の答えが下の写真です。

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購入後しばらくの間は円形の滑り止めクリアデッキテープを貼られていたようですが
上の画像の中央付近にある
円形の日焼けしていない部分の外側に当たる場所から右側の穴(サーモベント)に向かってシミがあります。

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そこを押すと水が出て来ました。

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わかりやすい角度からだとこんなかんじです。




XTRを買う人は僕のブログなど見ないかもしれませんが
対処法としては、全ての穴をあらかじめWAX、
またはWAXよりも固いロウソクのロウなどで埋めてしまうのが良いと思います。

ガスが放出されるような夏の車内などの高温状態ではロウソクのロウも溶けるでしょうし、
そもそも高温にさらさなければ問題ないので
最近のWAXは水で溶ける性質の物が多いですから
それ以外の物がお勧めですね。

今回紹介したサーフボードにどのくらい水がしみ込んでいたかというと
確かに今まで見てきたどの素材のサーフボードより
浸水性が低い事は確かです。


また、これを見る限りでは
内部のXTRフォームを溶かす可能性のある溶剤を使ってのクリーニングは
穴から染み込んで内部を溶かしてしまう可能性もあるので
そのへんは前回のブログを参考にして下さいね。

エポキシ樹脂でラミネートされている物は
ほとんどが「ポリエステル樹脂では溶けてしまう」からなので
小さな穴と言え注意しましょう!

素人考えをプロが実行した結果。

今回紹介するリペアは
全てのサーフボードにできるわけではありませんが、
激しく凹んだサーフボードを
車の板金のように内側から押し出してリペア出来ないのか?という考えをする人もいると思います。
いかにも素人の考えそうな話ですが
場所や色の条件さえ揃えば可能だということを紹介します。

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深いところで1センチ位の凹みと
ひび割れを伴う破損ですが
FRP自体に穴はありません。
「チャンスです。」

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ラミネート部分をギリギリまで薄く削り
ピンライン部分に切れ目を入れて
パテを流してから
クサビ状に作ったフォームを差し込んで
パテを押し出してゆきます。

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多少膨らんだ状態にしてから
逆に0.5mm位低くなるようにプレスで固定して、、、、

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クリアの樹脂でラミネートします。
ここまでで色付けは全くしていません。

その後、サンディングしてピンライン書いてコーティングしたのがこちらの画像です。
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新品の時からある色ムラや汚れ
ラミネート色の薄い部分まで全くそのままです。
4オンスのクロスを2枚貼っているので
若干ガラスの色が入りましたが
これ以上は無いリペアだと思います。
使った樹脂は30g、半分は削ってしまったので15g位しか重くもなっていないことになります。











EPSサブロク板から6'6"を作る

前回の記事で書いた
発泡スチロール板からサーフボードを作るプロジェクトが始まりました。

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用意したのは
30ミリと40ミリのサブロク板です。
それとノリ用ヘラと発泡スチロール接着剤。

ここから、
幅を24インチ、長さ約7フィートのブランクスを作ります。

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6尺は6ftよりちょっと短いです。
{38B1ADDA-18D6-4F70-AD7C-13DA1DC9259C:01}
幅は3尺あるので24インチでマーキング。
鉛筆は4B以上の柔らかいものが書きやすいですよ。

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カッターで切ります。

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約1ft余った板も24インチでカット。

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発泡スチロール用接着剤でくっつけます。

ここまでは簡単な作業ですが、
平らな板を作るわけではないので
ロッカーをつける作業に入ります。
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予定しているロッカーと同じボードの上に養生して台にします。
今回はロングボードのブランクスを使用しました。

片方の板に4オンスクロスをエポキシ樹脂でラミネートして
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もう片方にはノリ用のヘラでエポキシ樹脂を塗り、、、、
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貼り付けて重りを乗せて放置。

次の日にはみ出したガラスクロスと養生を
カットしたらこんなかんじです。
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今夜削る?

どうしましょう、、楽しみです。

材料費としてはガラスクロスとエポキシ樹脂で4千円がここまででかかっています。
作業時間を考えると市販品EPSブランクスより安いのか?微妙ですし
硬さもサーフボード用の方が硬くしっかりしていますから
シェイプ、ラミネートともに気を配ることも考えてみるとお得感はありませんが
中間層にガラスクロスを入れたことで
INCIDEブランクス風のアクセントにもなり満足です。

ちなみにインサイドブランクスは
中央でカーボンが2層になり強度を出していますから、
今回僕がやった方法で同じ効果は得られないですが
ボランクロスでラミネートするなどして
外部でのフレックスコントロールを目論んでいます!

お楽しみに。








カットオフ・ノーズ クルーズ系

LAZY BOY SKILL / BLACK COFFIN
市東重明氏のプロデュースで僕が制作している
スクエアノーズボード「ブラックコフィン」が
雑誌サーフィンライフさんで紹介されていますので
興味がない人もオマケのDVDに釣られてでもいいので書店へGO!です。
今まで
カットオフノーズっていう表現は使いませんでしたが
解りやすいかもしれませんね。
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四角い板が良いのか?悪いのか?
それはともかく、、この写真で十分乗り物になることはわかるし、
波数のとれるテイクオフの早い板ですから
リラックスしてサーフするのも良し、
この手の板で体重の使い方を理解して、
大胆なカービングを身につけるなんていうのもアリだと思います。

そして、一般的なショートボードがなぜ、先が細いのかも
ワイドなノーズに乗れば解ります。



さてさて、、
最近になって色々とリサーチしているサーフ系DIYですが、
雑誌ブルーさんの取材にもありましたが
ちょっと視点を変えて、
ホームセンターにある材料でプロが作ると
どんな物になるのか?
というか、、
簡単に言うと「発砲スチロールでサーフボードが作れるのか?」
というテーマの答えを探している、数少ないでしょうが
そんなあなたにピッタリのテーマが
青森弘前ブレイブリーさんからのリクエストでオーダーされたので
次のブログで紹介しようと思ってます。

ホームセンターの発砲スチロールで作れと言われたわけではなく、
アウトラインの関係でサーフボード用の材料では無駄が多すぎる、
今回サーフィンライフで紹介されたカットオフノーズという表現のように
長いサーフボードブランクスの前後をカットオフした物が
あの手のスクエアなボードになるのですが、
それでも追い付かないようなディメンジョンになったので
建材用の発泡スチロールになったと言うわけです。


というわけで早速、ホームセンターで買ってきましたよ。
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サーファーならEPSという言葉を聞いた事はあると思いますが
「Expanded PolyStyrene」の略で
型の中で炭化水素ガスと蒸気を使い
ポリスチレンビーズを発砲させると密着し合うので
様々な形状に形成出来るわけです。

これがいわゆる「発砲スチロール」です。つまりEPSね。

どうせウィピペヂア先生の受け売りだろ?と、、
ツッこまれそうですが、
僕は高校生の頃、発砲スチロール工場でバイトしていましたからね、
製造工程に関しては多少の記憶があります。


こうやって書くと、
なんだよ!ホームセンターで1000円位で買える材料なのに
ポリエステルのサーフボードより高いじゃねーか!!って事になりますが、
この発砲させるビーズの量などで強度や重さが変わることと
ストリンガーを追加する工程によって手間がかかると言うことと
ラミネート時に高価なエポキシ樹脂を使う事で
EPSのサーフボードは高くなっちゃうわけですね。


こんな感じで
単純に削るわけでなく、
強度面などの解説も付けるつもりです。

お楽しみに!