623日(月)~25日(水)の3日間、わが社が代理店をさせていただいている

JFEシビル㈱様http://www.jfe-civil.com/
の関連会社でフィリピンの『リオフィル コーポレーション』から2名の研修生

来社されました。フィリピンには、日系のお客様が多いので日本的な管理方

法をフィリピンに持ち帰り対応ができる人材育成の為に見えました。

(なんと今回で3回目の受入になります)



1日目:製作要領書の内容の把握とミルシートの見方。

2日目:溶接体験、現場見学、製品検査と超音波探傷検査の座学と実技。

3日目:見積りと積算のやり方。



3日間という短く制約された時間の中でどのように感じられたのか感想をお聞き

しました。


       
        左がジェイ氏  右がマイケル氏



マイケル氏: ・言葉が通じないのに色々教えてもらいありがたかった。

       ・仲間同士で助け合っている。工場もきれいになっている。

       ・1mm違っても大きな違いと捉えるところに品質の高さを感じた。



 ジェイ氏: ・協力的かつ親切にされてうれしかった。言葉の壁があるのに親身

       になってくれた。

       ・常に順序を考えて進めていく方法を教えてもらった。

       ・実際の溶接を見たり、教えてもらいながらやることができてよか

       った。

       ・建設中の現場での精密さやきれいさを見ることが出来、参考にし

       ようと思った。



>仕事編その弐



3.工程管理は建て方納期と製作工程の摺合せで製作の進捗

状況を日々モニタリングして納期に間に合うように工場にプレ

ッシャーをかけまくっています。しかし彼らはプレッシャーなど

笑顔で躱し、搬入は遅れ遅れになっています。もっと圧力をか

けなければ!と強く思ってはいるのです。




柱組立




溶接風景


大変なことばかりですが、とてもやりがいのある充実した生活を

送っています。インドネシアはこれからもっともっと発展していく・

・そしてその時また仕事で来れたらいいと思っています。その時

はもう組立溶接のことなんて、言わなくてもよくなっているといい

なあ・・・・。



出荷前の塗装修理、寸法確認


そしてインドネシアの仮住まい・・・ホテル生活です。

なんだか照明がきらびやかに映っていますが至ってフツーのビ

ジネスホテルです。








 

現在弊社では、長岡市発注の『長岡ニュータウン屋根付き多目的コート建築工事』

の鉄骨製作、建て方を行っています。

 

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/tayori/h23/t2310/2310newpage3.htm

 

膜構造の建築物で非常に複雑な構造になっており、図面・製作共に非常に苦労しな

がら製作を進めております。昨日現場を訪問し、一枚写真をパチリ。なかなか壮

観です。そんなわけで会社から近いこともあり、社員の皆に「近いんだから見に行

ったらどう?俺たちの仕事は鉄骨を造るだけじゃなくて、建物を建てることなんだ

からさ~。」と勧めまくっております。

 

現場に行く途中、弊社の若手、佐藤君と「ここはうちで鉄骨建てたんだよ。」「ここ

もうちで建てたんだよ。」「ここも。」「ここも。」と言いながら長岡市内をふらふら

と。

 

日々の仕事に追われると、ともすると自分の仕事に没頭し、「溶接」や「組み立て」

、「営業」など、そのことを『仕事』と感じてしまいがちです。しかし、できた建

物を見ると、やはり我々の仕事の本当の目的は『安全、安心、快適な建物の構造体

を建てる』こと。

 

そのことに思いを致すと、溶接をすることも、組み立てすることも、営業すること

も、すべてが意味のある、誇りある仕事だと改めて感じます。

 

せっかく長岡市の仕事に携わらせてもらっているのですから、完成したら市民とし

て利用させてもらいましょう。そうしたらそのことに誇りを感じるはず!!

 

 

このような仕事に関わらせてもらっていることに感謝しております!!引き続き事

故の無いよう頑張ります。よろしくお願いいたします。