スバル360はEK32、R-2はEK33 大きな違いはリードバルブがついているかいないか。
スバル360EK32↓
R-2 EK33↓
EK32には3速と4速(OT)があります、そういえば副変速機付きなんかもありますね。
EK33は4速のみ。ただR-2はアルミシリンダーでサンバーは鉄シリンダーなど車種によっての違いはあります。
SSエンジンはいずれも触ったことがありませんが、シリンダー内壁がポーラスメッキをされていて、圧縮比も高くなっています。EK32では、ツインタイプのソレックスが標準装備ですね。ヤフオクに出品されるとかなり高値で取引されますが、すぐにボアアップしてしまう自分にとってはあまり...です。
よくある改造がEK32のリードバルブ化。EK33のリードバルブをEK32に組み替えること。
吸気効率が良くなりバックファイヤーの心配もほとんどありません。
これは↓昔自分がリードバルブ化キットとして揃えたもの。
これは単にリードバルブ化するだけでなく、ソレックス化。そして、クランクもEK33に交換し、ピストンを新品のワイセコ63mmかな?にしてます。ワイセコは現在では新品で手に入らないですね。我ながらよくこれだけ集めて整備したものです。
EK32にEk33のリードバルブを移植するには最低でもクランクカバー、リードバルブ一式、インマニ、シリンダーとヘッド、シリンダーを固定するための長めのスタッドボルト(EK33のアルミシリンダーはEK32に比べて厚みがあるのでボルトに余裕がなくなります)、あとクランクのハウジングもEK33のものが必要になります(写真右上のパーツ、EK32のままだとセルがつけられません)。
そんな感じでEK33のパーツを組み込めるわけですから、EK32と33で基本的なサイズはほぼ同じ、多くの部品を供用することができます。
ちなみにクランクカバーにエンジン型式があるので、リードバルブ化するとそのままでは車検に通らなくなります。車検時には元に戻すか公認をとる必要があります。
ここでEK32とEK33で違う点を思いつくだけ書いておきます。
↑左はR-2 EK33 右はEK32 3速
ミッションEK33ではすべてのギアにシンクロがついてますが、EK32では1速とバックにシンクロはないので、しっかり停止してからギアを入れる必要があります。
あと、デフとドライブシャフトの接続方法も違いますね。スバル360↓
スバルR-2 EK33↓
EK32ではドライブシャフトがタイヤまで直結してるので、スバル360をリフトアップするとタイヤが逆ハの字になりますよね。EK33ではユニバーサルジョイントとスプラインギアを使ってドライブシャフトが延長、屈折するようになっているので、そのようなことはありません。
また、シリンダーはEK32はオール鉄、EK33はアルミで、シリンダーヘッドボルトも4本M10→6本M8になりました。
クランクはクラッチ側の外径がEK33の方が少し大きいです。EK32に33のクランクを使用する場合、クランクハウジングのシールの内径を大きいものを使用します。
また、クラッチの方式もEK32はスプリングと爪、EK33は現行車のように板バネを利用してます。EK33の方がクラッチの切れが良く感じますね。
4速のEK32をリードバルブ化するとEK33のクランクカバーと0.数ミリ段差ができます。ここにはガスケットを敷くので特に問題はないです。
冷却用のファンとそのシュラウドの形状も違います。EK33ではアルミシリンダーになり冷却効果が高くなったためかファンが小径化されました。それによってシュラウドの口も小さくなってます。
EK32の3速と4速でも微妙に違うし、まだまだ違いはあると思いますが、ひとまず思いつくところをかいてみました。
また、EK33をミッションごとスバル360に積み込むにはドライブシャフトを何とかしなければなりません。
自分はR-2とスバル360のドライブシャフトをニコイチにしてこんなものを作りました↓
が、最近これを組み込んだスバル360カスタムでしばらく乗るとゆがみが出ることが判明、現在別の方法であるものを制作しました。あとは検証するだけなので、そのうち紹介します。
この形でミッションはR-2、EK33の全速シンクロ付き。
リードバルブを使わずEK32のクランクケースとシリンダーなどを使えば車検もそのままとおる仕様になります。












