電鉄富山駅から室堂まで
前日に電鉄富山駅の案内所で室堂までの切符の件で確認したところ前売りは無く当日の7時30分から案内所の隣の専用切符売り場で発売を開始するということだ。WEB予約という方法もあるが今回は混雑する時期でもなさそうなので当日の発車時刻の30分前に切符を購入した。
運賃は電鉄富山駅から室堂まで往復1人9,840円(カード支払可)です、今回は運よく特急に乗れたので行きの特急料金1人400円(現金のみ)追加でした。ちなみに電鉄富山駅から長野側の扇沢駅まで行くと運賃は1人12,170円なので富山側から長野へ又はその逆で全ルートを行く方が全ルートを堪能出来て面白いかもしれない。今回は室堂を満喫したくて富山側からの往復を選んでみたのだ。
全ルートを行く場合最低5時間、余裕をもつなら7時間くらい必要だそうだ。スーツケース等の大きな荷物は電鉄富山駅と信濃大町駅又は大町温泉郷の指定宿の間を1個3,000円で回送してくれるサービスもある。
待合室で待っていると急に人が少なくなったので改札の方へ行ってみると改札の前に既に10人くらい並んでいた。発車10分くらい前になると改札が開始されて人々は電車の方へ歩き始めた。
改札
改札からホームへ行く途中に掲げてあるヘッドマーク
右の1番線の電車に乗車、特急と聞いていたので形から判断すると左側の電車だと思っていた
電車内
立山駅に近づくとこんな景色が現れる
立山駅でどうにか間に合ったケーブルカー
切符を購入した時、8時40分電鉄富山駅発の特急は立山駅に9時33分に到着するので立山駅9時40分のケーブルカーで切符を取りましたと言われ、スムーズな乗り換えが出来て良いなと思っていたら、電車を降りるとき前の方の人が9時40分のケーブルカーに乗るならダッシュだなという話声が聞こえ不安になり私たちも速足でケーブルカー乗り場を目指しました。ケーブルカーは満員で駅員がもう少し中にお進みくださいと声をかけているところでした。かろうじて満員電車の扉前に乗車出来た感じですぐにケーブルカーは発車しました。もし電車の後方から最後に降車した場合はケーブルカーへの乗り換えは最低10分かかるので注意してください。
階段を急いで登る途中に撮影
ケーブルカー終点の美女平、室堂方面行のバスの改札に並ぶ、10時発の臨時便に乗車
室堂に到着、富山、美女平方面の最終バスの案内看板
室堂、みくりが池ハイキング
標高2450mの室堂に到着、バスを降車した1階がバスターミナルで黒部方面のトロリーバスもここから発着する、2階がホテル立山の食堂とフロント入口、屋上が室堂平への出入り口になっている。真夏でも気温が20度前後で涼しい、だが日差しが強く熱くも感じる。帽子とサングラスと日焼け止めは必須だ。直射日光から腕を守るの為に薄手の長袖のはおりの上着を着ておこう。
室堂平に出ると圧巻の景色が目に飛び込んでくる、地球の表面に今立っている感じ、地球に着陸した宇宙船から異星人が見たらきっとこの素晴らしい美しさに驚くことだろう。
小学校高学年らしき児童の集団を見かけたが地元では立山を登山して一人前として認められる文化があるそうです、これから雄山山頂3003mを目指すのかな?
まずは、みくりが池を目指し、エンマ台展望台に行き地獄谷を見てから、みどりが池を目指し室堂山荘の前を通って室堂ターミナルへ戻るルート、みくりが池周回コースを回ってみた。ゆっくり回って2時間くらいだった。道は石畳で整備されてはいるがかなりデコボコで歩道のように歩きやすいとはいえない。
ホテル立山のティーラウンジりんどうで名物水出し珈琲をいただく
13時40分発のバスに乗る前に昼食を摂ろうと思ったがホテルで朝食をたくさんいただいたので、あまりお腹が空いていない。名物の名水、玉殿の湧水で低温で抽出した水出し珈琲を飲んでみたくてティーラウンジに入った。中は混んでいなかった。
その5へ続く