5月7日 水曜日 幸せになる”心のあり方”


~フトした気づきとキッカケになれば・・・~


教育者 丸山敏雄師の純粋倫理の言葉をヒントに

No. 1269






● 二宮金次郎(尊徳)から学ぶ  第六話




「ギブ&テイク」 と 「テイク&ギブ」 との違い






ゴールデンウイーク期間中は、

家内との恒例の佐賀県の”有田陶器市”に

行ったくらいで、

ほとんど自宅で過ごし、

このブログ「二宮金次郎に学ぶ」講演録を

まとめる作業と、家の内外の整備拡充と庭木の剪定と雑草抜きで終わりました。

遊びに出掛けるほどの余分なお金が無いので、

自宅で出来る楽しみを満足いくまで

やらせて頂いた、というのが本音です。



さあ、今日から、さらに気を引き締めて、気分一新

通常通りお仕事に楽しく取り組みます。





さて今日の本題です。

「幸せになる生活法則」
を宇宙・大自然の中から発見した

私たちが学ぶ偉大な教育者の丸山敏雄が

もっとも深く研究した人の一人が、

二宮尊徳翁の生き方でした。




二宮尊徳(金次郎)から数えて七代目の子孫である

中桐万里子先生のたくさん話された講演内容
を、

聴講してメモした範囲プラスαで、

私自身の「心の実践」として、復習して
書きます。






前回は 第五話 「報徳とは・・・」 した。


今回は 
第六話は 「ギブ&テイク」 と

「テイク&ギブ」 
との違いです。






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「ギブ&テイク」ではなく


「テイク&ギブ」と言葉の後先を変えて、

「テイク」が先に来る考え方です。




「 
テイク」とは、自分がどれだけたくさんの人や

モノに「支えられている」かを知ることです。

ありがたく「受け取る」ことです。

 



「テイク」=知ること、受け取ること、

現実を知って、見ることから、

ありがたいという心が満たされて、

おのずと「ギブ」が溢れ出してきます。

するとそれが、実践につながり始めるのです。




「ギブ&テイク」=「もちつもたれつ」という

考えが慣用語句としては一般的ですが、

この言葉の順番では、

「あげるからもらう」という
「見返り」思想となり

「・・・してあげたのに」とか、「・・・を返してもらえない」

など、相手からも返してもらいたいという

気持が潜んでいるので

金次郎はとても嫌いました



金次郎の言う 「テイク&ギブ」の意味する

「もらってから上げる」とは

つまり、もらうことは「気づく」ことであり。

あげるということは、「動く」ことの意味でもあります。


「持たれつ(心田・至誠) 持ちつ(田畑・実行)」の心持ちなのです。

 



「テイク&ギブ」は、「報徳の実践」なのです。



現実は(+)も(―)もあります。


一歩一歩を積み重ねてきた者が

苦難を乗り越えて来れるのです。

その事を
「報徳」といいます。



実(みの)りは、苦難を乗り越えてきた現実の

中にしか生まれません。




人間はどんな現実に直面しても、

実(みの)りを生む力をもっているのだと、

金次郎は言います。




敵に見える相手でもまず従おう。

現実を受け入れて、対策をポジティブに考えていく。



「現実を知る」ことから、明日に向かうヒントが

生まれるのです。




こんな本も書棚に持っていました
丸山敏雄師の生涯を学び始めて買っていたようです
今回、改めて見直しました





その実践のあり方は、

「受けた徳に報いる」
ということで、

「報徳」
と呼ばれます。





金次郎が考えた
「報徳」とは


「テイク&ギブ」。

相手の力を受け取るところから始めよう考えました。




気づき次第、受け取り方次第で、


幸せにもたくさん出会えるものです。





ですから、まず受け取り・・・そして与える。

これが 「恩返し」 という発想です。




私たちは日々の暮らしの中で、

何気なくご飯を食べていると思いますが、

しかしそれは誰かが農業や漁業、畜産に

人生を賭けているお蔭です。



「テイク&ギブ」。

感動や幸せを受け取り、

そしてそれに対して今度は、

私たちが
恩返しをしていく。



感動や幸せを、受け取る側から、渡す側になる。



「テイク&ギブ」へ。




そしてギブ=与える、渡すことにこそ、

喜びと誇りがあり、未来へ向かっているのです。



それが
「報徳」の実践モデルなのです。





金次郎の考案した 「報徳ファンド」の逸話です。


借金に苦しむ農民に無利子・無利息でお金を貸していました。

やっとのことで、返済し終えたところで、

金次郎は、必ず次のように農民に言って聞かせました。



「その喜びを次の人に、形で表しなさい」と。

農民の主体性・尊厳を奪ってはいけません。



ギブの人になること、次の担い手になることを諭します。




「与えること」こそ、人の喜びではないか、という意味です。




繰り返しますが

「ギブ・アンド・テイク」ではなく

「テイク・アンド・ギブ」です。

つまりテイクが先です。



「テイク」とは、自分がどれだけたくさんの人や

ものに支えられているかを知ること、

受け取ることです。





「見返りではなく、テイク=知ること、受け取ること、

現実を見ることで、満たされた上で、

幸せや喜びいっぱいで

今度は「自分が何を与えることが出来るか」

と考えていくと、

おのずと「ギブ」があふれ出て行きます。

実践にもつながっていきます。」




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以上、第一話から第六話までの二宮金次郎から


七代目に当たる
中桐万里子先生の講演内容を

聴き及ぶ範囲で書いてきました。



読んでいただいた方々には、

少しでも
何かの気づきがあれば幸いです。






次回は最終回 
第七話 二宮金次郎の 「道歌」  です



興味ある方は、楽しみにしていてください。









日々の生活場面のその時、その場に意識を向けた時、


学び、教わることが多いですね。



ありがとうございます

~しろしろジイチャン~



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5月5日 月曜日 幸せになる”心のあり方”


~フトした気づきとキッカケになれば・・・~


教育者 丸山敏雄師の純粋倫理の言葉をヒントに

No. 1268


今日は子供の日ですね

薪を背負って、本を読んでいる子供の姿の

二宮金次郎のことを書けることは

ありがたいな~と思います。

たましいは、目には見えませんが、時空を超えて

私たちの「思い次第で」エネルギーを与えてくれます!






● 二宮金次郎(尊徳)から学ぶ 第五話




「報徳」 とは・・・






「幸せになる生活法則」を宇宙・大自然の中から発見した

私たちが学ぶ偉大な教育者の丸山敏雄が

もっとも深く研究した人の一人が、

二宮尊徳翁の生き方でした。




二宮尊徳(金次郎)から数えて七代目の子孫である

中桐万里子先生のたくさん話された講演内容を、

聴講してメモした範囲プラスαで、

私自身の「心の実践」として、復習して
書きます。






前回は 第四話 「よく知る」 「よく見る」とは…でした。


今回は 
第五話は 「報徳とは・・・」です。






「一人一人の人間、一つ一つの会社には


ドラマがあります。




ドラマとは 
"" のことです。


私達は誰もが、その
"" を受けています。








人生では様々な、悲喜こもごもがあるから、


それを乗り越えた感動があります。






だからこそ、この世のものすべてに感謝し、

これに報いる行動を取ることが大切であり、



それが社会と、自分のためにもなります。







世界のあらゆるものは 「徳」 を持っているのです。






金次郎は、長所だけではなく、


失敗、挫折、悲しいこと、苦難、さまざまなドラマを


すべて含んで 「徳」 と言っていますが、








その「徳を知り」、それを受け取れば、


自分の中にエネルギーが生まれ、


工夫して、実践・行動に向かうと言います。







その実践のあり方は、


「受けた徳に報いる」 ということで


「報徳」 と呼ばれています。







たとえば、報徳の意味を、


「ギブ&テイク」=「もちつもたれつ」


というように考えている帰来もありますが、


そうではなのです。






これは「ギブ&テイク」の意味が、


「見返り」思想につなるので


金次郎はとても嫌いました。




してあげたのに、返してもらえないなどと・・・。








どんな状況が襲ってきても、逃避せずに、


「現実を見る」という言葉を聞くと


何だか苦しく感じるかも知れませんが、




そのような時こそ、金次郎の言った


「報徳」 という言葉を思い浮かべるといいですね。





「報徳」とは、徳に報いること。






私たちは、多くの仲間や先人のたましいや


エネルギーや愛情をいただき、生きています。





しかも、その先人たちが、”
いのち” を受け継ぐ

ということを一度も止めなかったお陰で、
今、

自分たちは生きているということ

ではないでしょうか。






「私たちは幸せというゴールのために

頑張る(
徳を積む)のではなく、




幸せ(
徳をいただいている) だからこそ

頑張れる(報いる)のではないでしょうか。







お腹の底から自分が幸せだ、と知っている人は、

自分の与えられた場所で、

現実をよく見て、

力を尽くすことができるはずだと、


金次郎は私たちに、そのような生き方を


教えてくれているのです。






昭和21年発行の一円札は二宮尊徳の肖像でした






この一円札を見ていると、二宮尊徳の


【 積小為大 】(せきしょういだい)
という

有名な言葉を思い出しました。





【大事を為さむと欲せば、小なる事を怠らず勤むべし



小積もりて大となればなり



およそ小人の常、大なる事を欲して小なる事を怠り



出来難き事を憂いて 出来易き事を勤めず



それゆえ終に 大なる事をなすこと能わず



たとえば、百万石の米といえども、


粒の大なるにあらず】


※「小さなことの積み重ね以外に大きなことは出来ない」という意味です






大事にしていきたい心構えです。






また、人生を楽しく過ごすには、

こんなスタイルもありですよね~




まさに、
「融通無碍!」(ゆうずうむげ)

考え方や行動にとらわれるところがなく、

自由であること。また、そのさま。



自在奔放、・・・
あるがままです。






このユニークな金次郎も、一歩を踏み出しています!







次回は 
第六話 「ギブ&テイク」 と 「テイク&ギブ」の違いとは・・・ です

興味ある方は、楽しみにしていてください。






日々の生活場面のその時、その場に意識を向けた時、


学び、教わることが多いですね。





ありがとうございます

~しろしろジイチャン~



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5月4日 日曜日 幸せになる”心のあり方”


~フトした気づきとキッカケになれば・・・~


教育者 丸山敏雄師の純粋倫理の言葉をヒントに

No. 1267




● 二宮金次郎(尊徳)から学ぶ 第四話




「よく知る」 「よく見る」 とは・・・






「幸せになる生活法則」を宇宙・大自然の中から発見した

私たちが学ぶ偉大な教育者の丸山敏雄が

もっとも深く研究した人の一人が、

二宮尊徳翁の生き方でした。






二宮尊徳(金次郎)から数えて七代目の子孫である

中桐万里子先生のたくさん話された講演内容を、

聴講してメモした範囲プラスαで、

私自身の「心の実践」として、復習して
書きます。






前回 第三話は 「宝物とは・・・」でした。



今回
第四話は 「よく知る」  「よく見る」・・・ のお話です。






藩の財政の立て直しには、

金次郎は「まずは知る」ことから始めました。


「よく見て知ること」です。


そして次に「行動して工夫をする」ことの大切さを

日々の生き方の姿で見せていました。






現実をよく見ること、

実りや幸せは現実の中にしかないのです。


一本の木を見るにしても、

「ただ見る」だけと
「よく見る」との深みの違いも

説明されました。





何事も
「よく見る」ことが大切です。











また、金次郎は風水害に耐え、
敵を味方に取りこんで

ピンチをチャンスに切り替えてきました。







ここでのたとえ話に、中桐先生は

青森の
「落ちないリンゴ」の話をされました。






それは以前、青森を襲った台風で、

強風のため収穫直前のリンゴがほとんど落ちて

大半の農家が出荷できなくなり、

相当の被害をこうむりました。






そんな中で、不思議なことにその台風にも耐えて

リンゴが落ちなかった木があったそうです。





しかし、数にも限りがあり、そのまま出荷したのでは、

市場で買い叩かれるのは必至。






持ち主はどうしたものかと、考えに考えた末、

妙案が浮かびました。






「落ちないリンゴ!」
といううたい文句で、

受験生をターゲットに売りに出したところ、

ドッと注文が入り、通常の10倍の価格で売れたそうです。







この話は、苦難から逃げずに、そのまま受けて

正にピンチをチャンスに取りこんだ

実例として話されました。








「あらゆることは、工夫と知恵で、乗り越えることが出来ます。








困った時には必ず現場に戻り、


現実を受け入れることが大事です。






ヒントは全てこの中にあります。









災害
の時に役に立たないものが

二つあると教えています。





一つはマニュアルです。

言いかえればこれまでの常識です。







もう一つは「きれい事」です。





理想論だけでは田畑は実らないのです。

きれい事や常識や本は役に立たない。




後年、金次郎は、本を捨てていくのです。












現実・現場には、自分を豊かにする

エネルギーが満ち溢れています。


 



「よく知る」、「よく見ること」
で、


無限にエネルギーが


湧いてきます。








そのエネルギーによって、
"ワクワク感""ドキドキ感"

生まれてくるのです。





それが
「実践する」ための
エネルギーとなるのです。

 



明日へ向かうエネルギーは


ドキドキ、ワクワク感楽しいな、うれしいな

という気持ち
を持つことです。






次郎は、「行動にこだわる実践家」であり、


「徹底的な現場主義者」でありました。




金次郎が説いた「具体的で現実的な幸せを得るための秘訣」は





① 
現実をよく見て、腹を決めて受け入れる。




② 現実に対して対策を立てる、工夫する。




③ 
行動・実践する。 




現場主義で実践家の金次郎は、

「環境が悪い、あの人に能力があったら、

などという考えは、
逃避にすぎない。







現実の中にのみ、幸せがある
」と、言い続けていたと

中桐万里子先生は述べられてました。




次回 第五話は 「報徳とは・・・」 です。








日々の生活場面のその時、その場に意識を向けた時、


学び、教わることが多いですね。





ありがとうございます

~しろしろジイチャン~



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