5月1日 木曜日 幸せになる”心のあり方”


~フトした気づきとキッカケになれば・・・~


教育者 丸山敏雄師の純粋倫理の言葉をヒントに

No. 1267




 
● 二宮金次郎(尊徳)から学ぶ 第三話



「宝物」 とは・・・





「幸せになる生活法則」を宇宙・大自然の中から発見した

私たちが学ぶ偉大な教育者の丸山敏雄が

もっとも深く研究した人の一人が、

二宮尊徳翁の生き方でした。






先日の倫理法人会のセミナーで拝聴した

二宮尊徳(金次郎)から数えて七代目の子孫である

中桐万里子先生のたくさん話された講演内容を、

聴き及んだ範囲で、

私自身の「心の実践」として、復習して
書きます。






前回第二話は 「たらいの水」のお話でした。


今回
第三話は 「宝物」・・・ のお話です。



写真:



田畑の実りは、人間の力によって初めて、

生まれます。





また、農業は1人ではできません。






人の助けや仲間たちの力が無くては出来ないのです。



つまり、田畑の実りは、

人と人、人と自然のコラボレーションがあって

初めて生まれる作品だといえます。







この考えを基本に、江戸時代に二宮尊徳は災害に苦しむ

600
以上の村を、村人の中に入って、

一緒に農民に気づかせ、導き

立て直すことが出来たのです。


 




私たちは
「宝物」を大切にしますが、

「宝物」
というこの言葉の語源は

「田から生まれたもの」

つまり「田んぼ」から生まれた

言葉だとも言われています。





田んぼには作物や人々の労働の汗があり、


太陽や水の恵みと共に、人々がお互いに助け合って

「田から生まれるもの」=宝物 から

大切な命を頂いているのです。







このように日本人は、

生活の身近なものから


「宝物」を頂いているのです。






つまり、小さなものの中にこそ


私たちの「心の宝物」は眠っているのです。





「日常をよく見渡すと、そこには奇跡、感動、

有り難さ、キラキラした幸せの種が

隠れています。





他人任せにして、幸せや感動が欲しいと

求めるのではなく、





自分が人生の主役となり、

自分の足で歩き、

埋もれている小さな幸せの種を掘り起こし、




地域社会を豊かにして、

次世代へつなげて行くことが

大切ではないでしょうか。






「あらゆることは工夫と知恵で

乗り越えることが出来ます。





困った時には必ず現場に戻り、

現実を受け入れることが大事です。





ヒントは全てこの中にあります。





現実・現場にこそ、

自分を豊かにするエネルギーが

満ち溢れています。


 



現実を「よく知る」、「よく見る」ことで

無限にエネルギーが湧いてきます。





そのエネルギーによって

"
ワクワク感""ドキドキ感"

生まれてくるのです。





それが
「徳」なのです。





こんなお話に、素直に感動しました。



次回 第四話は 「よく知る」 「よく見る」とは・・・です。







日々の生活場面のその時、その場に意識を向けた時、


学び、教わることが多いですね。





ありがとうございます

~しろしろジイチャン~



※――― faebookも併せてご覧下さい。―――※ブログを書いていない時は、facebookの更新にチャレンジしています