【私たちの生活上で、幸福になるための

私たちの「心の持ち方」と「心のあり方」を

どのように実践するか!

の勉強をしています。】


7月23日 土曜日 今日の道しるべ

● すべてが現われる

私はこの頃、おもしろいことに

気がつきました。

「人は、どのように飾っていても、

隠していても、威張っても、謙遜しても、

常にその時、その場に心境の全部を
※心境(しんきょう)=心の状態。心もち。

さらけ出している」ということであります。


一言ことばを出せば、もうそれでわかる。

玄関で靴を脱ぐ、その仕草に

その人の一切が出ている。

ましてその人の作ったもの・書いたもの

・描いたもの、料理、裁縫、洗濯、耕作、生産

・・・・・歩み、動作、一顰一笑(いちびんいっしょう)、
※一顰一生=眉をピクピクさせてニヤリとわらうさま

それらにことごとく、その人柄が、

全人格が、ありありと表われている

ということであります。

<丸山敏雄 「歓喜の人生」 p47>


◆ 続きです・・・・・


このことは実は、「馬脚を露(あら)わす」という

ことから気がついたのです。

私たちはいつも、全神経を傾けて働いていますが、

自分の至らないところは、何かの弾(はず)みに

ヒョッコリとアラを出して、ソレーッ!と注意されます。

注意された方は、反省の料(しるし)としています。

◆ それでこの頃は、「心境は自然のもの、

神の領域で、とうてい隠くせない」

ということが、幾百千の実験実証から分かりました。

◆ こうなると、人は眠っている時に一番、

ありのままに心境をさらけ出している

ということが分かってくるようになりました。

歯ぎしり、大いびき、寝相(ねぞう)・・・・・

それまでは疲れているのだろうと思っていましたが、

人は眠っている時、その人の心境の一切を

さらけ出していいるのです。

人に恐れを持っている人は布団にもぐりこみます。

平素小さくなっている人、不足不満のある人、

威張りたいがジッと我慢している人などは、

布団から手を突き出してコブシを握りしめ、

足を布団の外に突き出しているものです。

眠りながらのこのような姿は、

そのまま心を表わします。


◆ 人はまた、その泣き方に心境のすべてが

表われます。

そのうち最も楽しいのは、喜びの涙。

次いで、ざんげ、かいこん、反省の涙。

この告白、ざんげの涙によって、

心境は一躍、明朗闊達、台風後の一碧の

大空のように深まり広がります。

倫理の世界では、この泣くことは、

「まこと」の心(赤心)をほとばしり出させる

当然の道行(みちゆき)であります。

◆ 言葉よりウソを除きましょう。

態度からウソを追い払いましょう。

行いから「ウソ」を追放しましょう。

これの外に、自分の生活や社会での幸福や

平和は無いのです。

(昭和25年3月20日 丸山敏雄小論文)

ありがとうございます

~しろしろジイチャン~