1月9日 日曜日 今日の道しるべ
● 歌に生きる心
歌に生きる心を分析してみると、
まず、見ることから始まる(聞くことも同様)。
対象をじっと見るのである。
そのままに、感情を交えず、在るがままに、
虚心に、平静に。
これを正しくすることにより、
次第に心の鏡が澄み、対象の感覚的観察を正しく、
すみやかに得て、対象の生命に触れる。
この時、己が動き、対象が動き、
交流の融合、渾然合一して、
もはや我もなく、対象もなきに至る。
この合一境が歌の境地である。
<丸山敏雄著 昭和26年10月初版 「作歌の書」 p47>
◆ 今朝は、久しぶりに 午前5:00~5:45の櫛田神社で毎日あっている「家庭倫理の会ふくおか市」の”おはよう倫理塾”に参加してきました。
NHKオヤジバトルの今回の投票に、皆さんが応援して頂きました。
そのお礼を申し上げてきました。
◆ 午前10:30~12:30まで、「しきなみ短歌会」の勉強会に参加してきました。
この勉強では、言葉は言霊(ことだま)と言われるように、より適切で、より美しい言葉を自ら探し、そして思いがけない素晴らしい表現や言葉を教えて頂いています。
日頃から、軽率でガサツなしろしろジイチャンには、心を落ち着かせるのに、とても大事な勉強と思って、毎月欠席することなく、元気に、喜んで参加させて頂いてます。
◆ (社)倫理研究所の文化部主宰のしきなみ短歌会の機関誌「しきなみ誌」です
全国約6,000名の会員を有する日本で一番大きな短歌会のようです。
毎月投稿された短歌から、認定を受けたベテランの選者の方が
優秀作品のみ評を書いて掲載して頂けます
右ページが評のある入選作品
左ページが選に漏れたその他大勢です
しろしろジイチャンの歌は、ほとんどが左ページのその他大勢に掲載されます。
それでも、右ページの{評}付きの入選を目標に続けています!
↓
◆ 楽しいことは人に語りたいと思います。
楽しさは、人に語ることによって更にその量が増加するものであります。
悲しいことも、人に語りたいと思います。
悲しみは人に語り、人に分かち持ってもらうことにより、
薄(うす)らぐものであります。
人がいない時には、短歌(うた)がこの代わりを務めるでしょう。
楽しいにつけ、悲しいにつけ、人は誰かに語りたい、
何かに言い表したいという欲求に駆られます。
短歌(うた)は、人間の表現本能に基づいております。
喜びの歌、悲しみの歌、淋しみの歌、感嘆の歌、
すべて短歌(うた)は人間の生命の流れであります。
「言葉は神である」と言われるのは、生命の流れだからです。
◆ 自然は神の創作である、と言います。
野の緑、海の碧、空の青と、何も郊外に出なくとも、
街路樹の芽吹き、銀杏の落ち葉、庭の木々など、日々の生活の
身近なものにも”あわれ”を感じます。
◆ そうした心の動きも、あるいは人に語り、短歌(うた)に作らない限り、
その時その場の一瞬のこととして、そのまま過ぎ去ってしまうことでしょう。
こうした”物のあわれ”、風情というものは、ただそのままにしてしまっていては、
まことに惜しいものであります。
何もなかったと同じことであります。
表現しないことには、無であると言えましょう。
この心を育てたいものであります。
◆仕事を放り出して風流人になる必要はありません。
仕事で忙しい方でも、その余暇に出来ることであります。
心をその方向に向けさえすれば、誰でも出来ることであります。
昔の武人は、兜に香を焚き、敵軍を前にして悠々と茶を楽しみました。
この”ゆとり”が大勇を生むのです。
真の力を生みだすものは、”生活の空所”であります。
何の役にも立たないと見えるものが、
実は、偉大な力の源(みなもと)となっております。
短歌も書道も音楽も元来、欲得の世界ではありません。
短歌の属する世界は芸術の世界であり、
芸術の世界は、それ自体として利害打算を離れたものであります。
最高峰のエベレスト登頂に成功した登山家のヒラリーは、
その会見で「なぜあなたは山に登るのですか」との記者の質問に
「そこに山があるからだ」
と答えたと言います。
とても奥の深い、スナオな表現で、他に言い表しようがなかったのだと思います。
◆「あなたはなぜ短歌(うた)を作るのですか」という問いに対しては、
「そこに短歌(うた)があるからだ」と、
思い切って言いたいと思います。
<(社)倫理研究所 しきなみ短歌会 田島荘平 昭和39年5月初版 「短歌入門課程」 p12>
◆ しろしろジイチャンの1月添削用の駄作短歌です
ありがたいことに、多くの赤ペンで添削して頂きました
参加者全員で、名前を伏せて、よりいい短歌になるように合評し合うのが勉強会です
今日の参加者は10名でした。
● 今年ほど落ち着きのない年末は オヤジバトルの投票呼びかく
● 締切にまだ間に合うか歌づくり 頭の中は千路(ちじ)に乱れる
● 待ちに待つ「オヤジバトル」の予選突破 必ず取るぞ決戦出場を
● 仲間らと演奏重ねて醸(かも)し出す 音色の深さ耳に響けり
● 「オヤジバトル」NHKの競演に 燃ゆる心でチャレンジするぞ
● 楽しみの「オヤジバトル」の演奏を NHKは出番組くる
以上 粗製乱造でした。
この情景しか、まったく浮かばない余裕のなさでした。
お恥ずかしい限りです!
ありがとうございました
~しろしろジイチャン~



