8月12日 木曜日 今日の道しるべ
● 出足を早く、引き足を早く
先んずれば人を制す。
気づいたらスグすることが、
成功の第一条件である。
素早く踏み出し、サッと引き下がる。
グズグズしない。
躊躇しない。
流れに乗って力いっぱい働いているから、
見事に一日の終止符を打てる。
<倫理研究所発行 08'標語カレンダーより>
◆「倫理」とは何だろう・・・?と、もし考えるなら、
しろしろジイチャンの歳の方は、「人に迷惑をかけない」とか「親孝行をしなさい」とか「困った人
には手を差し伸べなさい」とか・・・
昔からなんとなく教えられてた「倫理・道徳」のことかなぁ~、なんて考えます。
◆しろしろジイチャンの昭和30年代の小学校では、学科目として倫理・道徳はありませんでしたが、
宿題をして来なかったり、いたずらで悪いことをすると、先生や隣近所のおじさん、オバサンに、誰もが等しく、真剣に叱られてました。
倫理・道徳という言葉は知らなくても、
悪いことをしたら、男の子にはビンタが飛んでくることも当たり前でした。
「悪いことをしたら恐ろしい体罰がある!」と、実体験を身を持って教えられていましたから、
悪いことをしなくなったり、子供同士でも、「見つかると怖いぞ」とか「叩かれるから止めとけよ!」なんて、お互いに注意し合って、良い事と悪い事の判断が、恐怖のモチベーションによって、身に付いてきたようにも思います。
「三つ子の魂百まで!」のことわざ通り、子どもの時の体験は、大人になっても生かされます。
◆小中学校の頃の当時は、食べたい盛りでした。
お金さえ出せば、食べ物はあったのでしょうが、当時のしろしろジイチャンの家には、母と5人の子どもたちだけで、買えるほどのお金はありませんでした。
また、今ほど食糧事情が良くありませんから、みんなでよく、分け合って食べてた記憶があります。
バナナは滅多に口に出来ない高級品でした。
一本を小さく分け合って食べたものです。
生卵も貴重品で、卵かけごはんも、一個の卵を全部かけて一人で食べたいな~といつも思ってました。これも兄姉で分けてました。
しろしろジイチャンは末っ子でしたから、小学校の帽子も洋服も鞄もみんな6歳年上の兄のお下がりでした
それが当時のどの家庭も当たり前でしたから、何ともありませんでした。
だからこそ、この歳になっても、欲しくても辛抱できる、我慢できる心が鍛えられていたことに気づきます。
人生に無駄は一切ないのだ!
と、思える性格がこの時分から、植えつけられていたのかも知れません。
◆子ども心に、悪いとはわかっていても、郊外の畑に成っているスイカや瓜を友達たちと、面白半分にコッソリ盗んで食べてたり、
近所の庭に植えてある柿の木や、イチジクや、びわの実を、持ち主の居留守をも計らって、人の目を盗んで、ちぎって食べてましたね~。
見つかれば、よく怒鳴られて、一目散に逃げてました。
逃げ足はみんな速かったですね~!
まさか、今日の道しるべは、こんなことに、
素早く踏み出し、サッと引き下がる。 グズグズしない。 躊躇しない。
と、今日の道しるべは、「気づいたらスグする!」という物事をうまくやり遂げるための迷わない、グズグズしない行動を「引き足早く」を言っていると思いますが、
当時の子どものころを思い出せば、今日の道しるべの言葉は、「引き足」を「逃げ足」に例えたほうが、余りにもぴったり来るのです。
コラーッ!と怒鳴られた時の一瞬です。
緊張が走ります。
慌てて、木から落ちた友人もいます。
正に、「どちらの方向に逃げるか!」一瞬の決断力です。
脱兎のごとく、その場から逃げだします。
◆そんな、恐ろしいことしてまでして、人様の所有する物を盗んだり、自然になっている果実を枝を折って取ったりすることが、いかに美味しくないか!を、体験するようになりました。
子ども心にでも、それに気がついて、
「オジチャン~、この柿とってもいい?」
「オバチャ~ン!あの木になっているミカンをもらってもいい~」と、
勇気を振り絞って聞くと、みんな持ち主は
「ハイ、いいよ、持って行きなさい! 取っていきなさい!」と、
優しくて、喜んで取らせてくれました。
ここに、やっていいことと悪いことのケジメを、教えられてきたように思います。
◆不謹慎ですが、「出足早く、引き足早く」の言葉から、子どもの頃のしろしろジイチャンの記憶が呼び覚まされて、恥ずかしい悪業を書いてしまいました。
◆子どもには、口だけで言っても、体験がない以上は、頭だけでは、いいことも、悪いことも判断できない時があります。
子どもの時は「面白いか、面白くないか!」だけで、前後の見境なく行動することが多いと思います。
◆「人に迷惑だけは欠けてはならない!」「黙って盗むな! 欲しければ必ず聞いてから、もらうようにしなさい!」
と、しろしろジイチャンの子ども自分の悪戯は別にして、二人の息子には、小さい時から、体罰の怖さも加味しながら、”男”として育ててきました。
なんでもやりたいことは、危険であっても、「やってもいいが、危ないぞ! けがしても泣くな!自分の責任だぞ!」と言い聞かせて、自由になんでもやらせました。
そんな破天荒な父からの教育ですから、二人の息子は、自己主張はしっかり持って、自分の趣味を沢山持って、多くの友達と一緒に遊ぶことの楽しさを知って、いい友達に囲まれてとても従順ないい青年になっています。
◆話が逸れてしまいました。
大人になってからの「出足、引き足」は
”決心すること”と、”決断力すること”の重要性を説いている と、わが身に落としています。
仕事でも、家庭でも、人間関係でも通用する、どんな苦しいことでも、うまく打開していける”生き方の法則”のようです。
ありがとうございます
~しろしろジイチャン~