7月23日金曜日 今日の道しるべ ・・・・・後 編
● ほめられて、一物(いちもつ)を加えず、
けなされて、一物を失わぬ
少し持ち上げられると有頂天になる。
陰口が一つ耳に入ると、血が頭に上る。
だが、大物は違う。
信念に足し算も引き算もない。
おだてや中傷では、たじろがぬ。
あるがままの自分を知り、
受け入れているからだ。
<倫理研究所発行 09'標語カレンダーより>
※言葉の意味
分(ぶん)=分け与えられた性質や地位。身の程。力量。
有頂天(うちょうてん)=(仏教語)形ある世界の色界の最も高位に位置する世界で、この世界に昇りつめるように、物事に熱中して我を忘れること。また、得意の絶頂。
中傷(ちゅうしょう)=無実のことを言って他人の名誉を傷つけること。
たじろぐ=尻込みする。ひるむ。衰える。
◆前篇では「調子に乗りすぎると、思いもかけない失敗につながる」という
有頂天になれば・・・を書きました。
◆後編は、
陰口が一つ耳に入ると、血が頭に上る。
だが、大物は違う。
信念に足し算も引き算もない。
おだてや中傷では、たじろがぬ。
あるがままの自分を知り、
受け入れているからだ。
について、
丸山敏雄は「一日一話 p54」(PHP出版)の中で、次のように小論文を書いています。
『悪 口』(わるくち)
いつも私の悪口をいう人がある。
一度聞きたいと思うが、真実は分からない。
待ってくれよ、それがもし、事実とすれば、その人の方が正しい。
もしまた、事実ではない悪宣伝をしているとしたら、向こう様こそ、間違いである。
どちらに転んだとしても、私自身の実質は、善にも悪にも、少しも変わるものではない。
ただ私自身が、そのために心を動かし、行いが乱れると、その時はじめて私が変ってくる。
私の真の値打ちを高めたり、落としたりするのは、他人ではなくて、
自分自身である。
◆そうなんですね~。
悪口を言った人が悪いのでもなく、足を引っ張る人が嫌いな人でもないということのようです。
そう言われて、影響を受ける自分の心の乱れが、自分自身を苦しめているのですね。
大物は、おだてや中傷では、たじろがぬ。
あるがままの自分を知り、受け入れているからだ。
この言葉の意味は、とても深いと思いました。
不平、不満、好き嫌い、人の非難・・・・・どんなことがあっても、言わないようにしなければならないし、仮に、自分に向けられたとしても、あるがままに受け入れるように努めます。
”泰然自若(たいぜんじじゃく)として・・・”(※意味=落ち着き払ってびくともせず、ものに動じないこと。)
ありがとうございます
~しろしろジイチャン~