7月10日土曜日 今日の道しるべ



● 好況の時ほど、恐ろしい



景気がよいからと安心すると、


不景気に転じた途端に行き詰る。


注文が多い時こそ、気を引き締める。


安定している時ほど、


無駄や浪費がないかと振り返る。


まさかの時の備えを、


普段から怠りなく進めておこう。


<倫理研究所発行 09'標語カレンダーより>



◆経営者なら誰もが、頭の中は、いつも、「まさかの時・・・」を考えるものです。


しろしろジイチャンの拙い体験では、いつも「まさかの時」を考えてはいても、


その備えとなると、金銭的には十分ではありませんでした。


仕事を回すだけが精いっぱいで、備えられるほどの利益を上げることが出来ませんでした。


注文が多いということと、利益を確保できるとは必ず一致するものではありません。


売上が上がっていると、スグに競合が現れて、価格を下げる競争に陥ってしまうことも多いものです。


過小資本で備えの資金が少ないしろしろジイチャンの会社は、売上を上げないと資金が回らない苦しさをずーっと味わってきました。


このことを、自転車操業といいます。


当時携帯電話のブームに乗って、出店に次ぐ出店で、店舗づくりをしていたしろしろジイチャンの会社は


夜も眠られないほどの注文があってました。


◆1~2年は、競合も少なく安い工事費ではありましたが、ある程度は計画通りの利益は取れていました。


しかし、3年目以降は店舗内装業者が、携帯電話の店作りにこぞって進出してきました。


新しく参入して来るのですから、当然工事見積もりを安くしてきます。安くしなければ参入できません。


過小資本のしろしろジイチャンの会社は、競合ダンピング価格競争の波に、否応なく飲み込まれてしまいました。


◆この時は売上だけは年間で10億ほどまでになってました。

この時粗利益が10%以下でも受注しなければならない状況になっていました。

単純に計算すれば、会社に残るお金が1億円で、支払うお金が9億円です。

9億円の支払い・・・今考えてもゾーッとします。それを毎月毎月、家内の経理知識に頼って続けてきました。なんとかかんとか相談しながら会社は廻ってました。


当然、毎日が「まさかの時の備え」を考えながら寝る間も惜しんで頑張りました。


◆こんな時に、縁あって出会ったのが、社団法人倫理研究所が主宰する福岡市倫理法人会でした。


テキストの万人幸福の栞に


「苦難は幸福に入る門であるから、苦難から逃げずに、真正面から喜んで受けること」


「苦境に陥った時には、これまでの私情雑念や、地位も名誉も財産も一切を投げ打って捨ててしまう。

するとこれまでとは全く違う不思議な力が出て来る。

奇跡とはこんな状況を言うのであろう」


といういち文に触れて、目からうろこが落ちたようでした。


◆以来この10年間、

教育者であり、倫理研究所の創始者丸山敏雄師の残された、「幸せな生活を取り戻すための生活法則」が書かれた小論文を ”生きる軸” として、今があります。


まさかの時の備えとは金銭もとても大事ですが、

それ以上に「心のもち方・あり方」を変えて、それが信念となるまでに持ち続けることが大切である

ことを教えてもらっています。


それを簡単に述べてあるのが、ブログに毎日書かせてもらっている、今日の道しるべです


今日も、ありがとうございます



~しろしろジイチャン~