2月の誕生石、アメシストのお話です。

アメシストは
(という表記はもしかしたら
少ないかもしれません。
原語はAmethystというスペルになるので、
濁らせずにアメシスト、
というようにMaPREでは
呼んでおります、ご了承くださいませ。)
結婚17周年の宝石であり、また
20歳の記念に贈られる宝石でもあります。

アメシストのはじまりのお話は、
ギリシャ神話のお酒の神、バッカスに
由来します。

酒神バッカスはワインを片手に今日も泥酔。
そのうち戯れに、
「今からそこの道を通るものを
この虎に喰わせる」
と言い出しました。
不幸にもそこに通るはうら若き乙女の妖精。
そこへ悪戯に虎を
けしかけるバッカスですが、
乙女を哀れに思った月の女神ダイアナが
彼女を水晶に変えてしまいました。

その姿を見たバッカスは大変反省し、
謝罪の意味を込めて持っていたワインを
その水晶に注ぐと
彼女は世にも美しい紫色の水晶になりました。

その紫色の水晶になってしまった
妖精の名前こそがアメシストなのです。
その後、反省した酒神バッカスは
お酒、演劇、豊穣の神として
君臨することになります。

このエピソードから、
アメシストには
「お酒に酔わない」「冷静」「真実」
というパワーが
あり、そのほかにも
心の平和を司ることから、
熱中しすぎず、冷めすぎない気持ちで
真実の愛へと導く力も持っています。
特に女性は恋に狂いやすい方も多いので
情熱&冷静さが必要になる
婚活のお守りとして
お持ちになる方も多いですね。

心穏やかに過ごしたい方、
感情がエスカレートして
望まぬ結果を招いてしまう方に
お守りとしておすすめの宝石です。

と、いうとマイナス面をカバーする
あまり派手ではない印象ですが、
人がうっかりミスをやらかしてしまうのは
おおよそ慢心であったり、
過剰な反応であったり、
正しい判断をできなかったり・・・と
自分の問題であることが原因です。
アメシストはそれらを全て
「ちょっと待って」と
戒めてくれる宝石。

紫色は冷静の「青」と
情熱の「赤」がほぼ同量に
交わって生まれる中間色です。
バランスの良い自分になりたいときに
身につけるには
大変心強い宝石です。

選び方としては
●紫色の幅が広いのでご自身が
好きな濃さを選ぶこと
●濁っておらず、クリアであること
●できれば大粒であること
が条件です。

大粒の美しいアメシストを見つけたら、
好きな形にカットすることもできます。

そのときはどうぞMaPREに
ご用命いただければ❤︎
嬉しく思います!



2月がお誕生日の方、記念日の方

どうぞ素晴らしい一年を
お過ごしくださいませ!

MaPRE Nene