野田そんな“弱腰”で大丈夫か…TPP“言ってない”騒動の後始末
野田佳彦首相が15日の参院予算委員会で、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題でまた逃げた。オバマ大統領との日米首脳会談に関し、米政府が「野田首相が全物品を自由化議論の対象とすると発言した」と発表したことについて、首相は「言っていない」といいながら訂正を求めない考えを示したのだ。米大統領副報道官は「発表を訂正する予定はない」と突き放している。
15日午前の同委員会、自民党の山本一太参院議員はTPPについて、次々と質問を浴びせた。
この中で、野田首相はTPP交渉への参加方針について「国益を損ねてまで交渉に参加することはない。協議が調うよう全力を尽くすが、国益を明らかに損ねる時の判断はある」と述べ、途中離脱の可能性を示唆した。
交渉でコメを関税撤廃の例外扱いとするよう求めることについては「常識的に考えて対応する。譲れないものは譲れないという中で判断していく」と指摘。公的医療保険制度も「根本から変えることがあった場合は拒否する。断固わが国の制度を守るために交渉する」と明言した。
外交交渉で、国益を守る覚悟かと思われたが、ガックリする答弁も。
日米首脳会談について、米政府が発表した野田首相の発言内容について「事実ではない。抗議して米側も認めている。一言も言っていない」と否定しながら、訂正を求めない方針を明らかにしたのだ。
こうした弱腰を察してか、アーネスト米大統領副報道官は14日の記者会見で「発表を訂正する予定はない」と述べた。
野田外交は本当に信用できるのか。