成幸へのキセキ



 岩手県北上市の株式会社ベスト(従業員46名、資本金1,650万円)は、超精密製品の金型や部品を製造する企業である。




 同社は、携帯電話等の部品を製造するための高い技術を有しており、短納期での開発生産一貫体制を強みとしている。




取引先の企業から「こういうものはできないか。」と相談されても、自社の強みを背景に企画・設計・試作を通じて臆さず提案を行い、取引先の信頼を勝ち取ってきた。




 同社が、得意としている小型化したインサート成型技術を活用して携帯電話に装着するマイクロSDカードのカードスロットコネクタ部分の製造に成功した際にも、従来の取引先である大手電機メーカーから「信頼できる企業」として紹介され、大手自動車メーカーからの受注を新たに獲得している。







成幸へのキセキ





~寸評~ 

顧客の潜在的なニーズに問いかけるためには、カウンセリングに近い聞き取り能力が必要になってくる。





一方で「提案営業」の言葉だけが浮き足立っている企業が散見されるのは悲しい事実である。





本事例は、顧客の立場になって本気で考えていく、提案営業の真骨頂を地でいってる模範的な企業だといえよう。