下腿義足で海外旅行(飛行機編) | とおりぬけ日記

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昨夜帰国しました。
普段から時差ぼけなので、特に問題ないです。
体がガッチガチにこってますが。

淡々記録43回目。
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アメリカ行ってきましたー!
前に「義足始めて4ヶ月」って書きましたが、ちょっと間違い。
「普通に歩けるようになって4ヶ月」です。
でも5ヶ月前には化学療法やってたので、頑張ったと
誇っていいかと思ってるんだ。

で、義足で海外旅行。まずは飛行機編。

当然のことながら、金属探知機にはもれなく引っかかる。
「くわしい検査をやりましょう」ってことになるので、
チェックインは早めに。
義足であることを説明しても、一通りの検査はすることになるので。
日本出国の時は、割りとスムーズに検査は済んだ。
が、アメリカ本土に入って乗り継ぎの時には結構時間掛かった。
大雑把というかアバウトというか、検査の人がなかなか来ない…。
(11/22補足:どうも女性の場合は女性の検査官がするらしい)
言葉で説明できないので、ズボンを捲り上げて義足見せた。
なので緩めのズボン履いて行ったほうが便利かと。

アメリカ行きということは、太平洋横断。
10時間以上のフライト・・・。
お金はあまりないのでエコノミー。
普通の人でもキツイ10時間フライトは、義足者には更に辛い。
足がムックムクにむくんだ。
断端袋を2枚履いてたけど、最終的には2枚とも脱いでた。
時々トイレで足を揉んだりしてたんだけど。
着いた頃には、歩くのが少し辛い状況に。
断端袋がないので、義足との摩擦がライナーを通して
伝わってきて、靴擦れができそうな状態に。
乗り継ぎへの場所は結構距離があるとのことで、
車椅子を借りた。
帰りの便では、膝の下に毛布を畳んで置いて、
足を少し浮かすようにしてみた。
結構楽だったので、小さいクッションを持っていくのも
いいかも。

…と、なんだかんだ大変だったけど無事NY到着。
足の調子も戻って、歩いてNY入り。
後ほど詳しく書くけれども、この旅行、観光目的ではなくて。
とある所の、お迎えの方が空港で待っていて下さった。
そして宿泊するところへ。
入院中、お見舞いに来てくださった方とも再会。
ハグとキス。うーん!アメリカー!