DAY23②マホビーチから15分,そこはもうヨーロッパでした【世界一周後半戦83】
同じセントマーチン島でも,オランダ側のシント・マールテンとは空気がまるで違いました。やって来たのはフランス領の中心地・マリゴ。まずはランチから,その違いを味わってみます。 台湾発祥のドリンク,別物だった!マリゴの街でランチに出かけました。ティ・ブライス Ti breizh適当に歩いて行くと,よさげなクレープ屋さん発見!ブライス( Breizh)はブルターニュ地方という意味らしいです。いきなりフランスですね。トロピカル・バブルティドリンクはバブルティにしてみました。台湾発祥のタピオカミルクティーは,英語でBubble Tea というのは知ってました。が,全然違うぞ!そもそもミルクティーじゃないし,もちもちしたタピオカが入ってません。お茶というより,マンゴー,オレンジ,パイナップルなどのミックスジュースに近かったです。LA BOÎTE À THÉ SXM というローカル専門店の商品のようです。ここでもSXM(プリンセス・ジュリアナ空港)が登場しているのが面白いです。本格的なフレンチのランチサラダとクレープSalade de Saumon fumé, avocat et chèvre chaud本日のおすすめにあったサラダを注文しました。「スモークサーモン,アボカド,温かいシェーブルチーズのサラダ」です。シェーブルチーズは,ヤギ乳から作られたもの。ヤギというとクセがありそうですが,これは食べやすかったです。なかなか本格的なサラダで,これ1品でもランチになりますね。クレープは1つずつ注文しました。カリブの強い日差しの中で, 濃厚なヤギのチーズを頬張る。フランスの伝統と南国の熱気が口の中で混ざり合う,この島ならではの贅沢なランチタイムでした。 ユーロとドルが共存するマリゴ会計 お会計の伝票2 bubble tea 14,00 €バブルティー 2本1 Crepe citron/miel 6,00 €レモン・はちみつクレープ1 crepe Nutella 5,00 €ヌテラ・クレープ(ヘーゼルナッツ&チョコ)1 formule 14,00 €本日のおすすめ合計39ユーロ。手書きで46$と書いてあるのが,マリゴらしいです。事前にネットで調べたときには,1ユーロ=1ドル換算なのでドルで払ったほうが得だという情報を目にしましたが,そんなに甘くなかったです。「どっちでお支払いしますか」と訊かれて,とっさに「ユーロで」と答えました。海外で現地通貨と日本円の2択で支払いできることがありますが,通常,現地通貨のほうが安いので,ここでもそうしました。ユーロ/ドルは1.18だったので,当時のレートからみると良心的でした。EU旗の謎フランス国旗マリゴの港の方に行ってみました。フランスのトリコロールが掲げられていました。フランス領なのだから当然のように思われますが。。。EUの旗隣にはヨーロッパ連合の旗もありました。カリブなのにEU?青い海に白い砂浜,まさにカリブ海の風景。そんな中でふと見上げた先に「EUの旗」がはためいているのを見たとき,なんだか不思議な感覚に陥りました。ここは欧州連合の最外縁地域(OMR: Outermost Regions)という位置づけです。EU法が部分的に適用されないものもあるらしいです。ダッチサイドのシントマールテンでは,オランダの国旗もEU旗も見かけませんでした。その代わり,プリンセス・ジュリアナ空港では,シント・マールテンの旗が掲げられておりました。欧州連合の海外領土・地域(OCT: Overseas Countries and Territories)という位置づけで,EU法が適用されないが,協力関係にあるということらしいです。ダッチサイドと言っても,言葉はほぼ英語だし,観光客もアメリカからが多く,食文化もアメリカ的でした。全然,ヨーロッパは感じませんでした。その点,マリゴはフランス風のクレープ屋さんがあり,欧州を感じます。伊豆大島くらいの小さな島で,政治や制度がだいぶ異なっているし,文化も違うことをいきなり実感しました。クレープを食べ,ユーロで払い,EU旗を見る。カリブ海に来たはずなのに,気分はちょっと南欧でした。マリゴ,なかなか奥が深いです。