DAY7④ショパンを聴くもちょっと落ち込む【世界一周後半戦㉕】
キュリー夫人博物館を後にして,ワルシャワの街をぶらぶらしました。Kościół św. Jacka聖ヤツェク教会,白い壁が美しいですね。英語ではSt. Hyacinth's Churchと言います。つまりヒヤシンス教会。JackaあるいはHyacinthは聖人のことですが,お花のヒヤシンスと語源は同じです。観光用だと思いますが,白馬の馬車がいて雰囲気抜群でした。Barbakanバルバカンは,れんが造りの城壁の砦です。名前が面白いですね。次の予定があるので,中は入らず通り過ぎました。Fryderyk Concert Hallショパンのピアノコンサートに予約入れてました。同行の奥さんに「演奏者は,外人と日本人,どっちがいい?」と聞いたら,「そりゃ,日本人に決まってるでしょ,応援してあげなくちゃ」と鶴の一声。こちらの会場にしました。今回のピアニストは出口千尋さん。ほかに末次弘季さん,松本晴香さんの名前もあります。日本人多いです!誇らしいですね。チケット代は7,646円(1人90ズウォティ)でした。Fryderyk Franciszek Chopin全8曲,すべてショパンのピアノ曲です。演奏中は撮影ができないので,写真はありません。美しく力強い調べでした(う~ん,音楽の素養がないので表現力がないぞ・・・)。5曲終わったところで休憩です。シャンパンのサービスがありました!ピアノよりこっちのほうがいいかも。後ろの人物(つまり自分)にピントが合ってて,グラスがピンボケですみません。こぢんまりとした会場でした。聴衆は3分の1くらいで空いてました。全部で約1時間。ピアノの演奏は素晴らしかったです。しかし,知ってる曲が1つもなかった!己の教養のなさに愕然としました。まぁ,それも旅の思い出でしょう。Restauracja Portretowa気を取り直して,夕食を食べに行きましょう。このレストランがいい感じです。店内は名画が飾られています。ŻywiecBiałe 18ズウォティやはりビール!毎日飲んでますね。ポーランド語はローマ字見ても発音できないです。ジヴィエツはポーランドの定番ビールブランド。ちなみにジヴィエツは,ポーランド南部,ほとんどチェコとの国境付近の町の名前です。ここが発祥地ですが,ポーランド各地に工場があるようです。サッポロビールみたいですね。ビールが少し濁っているとおり,小麦を主体とした白(Białe)ビールです。パンが出てきました。ライ麦パンでしょうか。柔らかくて食べやすかったです。Policzki wołowe duszone w czerwonym winiez puree i sałatką 65ズウォティメイン(と言っても前菜は頼んでいませんが)は「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み,マッシュポテトとサラダを添えて」を選びました。メニューには英語も併記。おそらく人生初のポーランド料理です。牛肉も柔らかかったです。赤いのはビーツ。Gołąbki faszerowane mięsem i ryżemz ziemniakami45 ズウォティ奥さんが選んだのは「挽肉とお米入りロールキャベツ,ポテトを添えて」でした。ゴウォンプキはポーランド家庭料理の定番中の定番らしいです。お会計はサービス料込みで160ズウォティ(6,744円)。観光地価格だろうけど,お財布にもだいぶ優しいです。ちなみに奥さんはレモネード飲んだのですが,ビールと同じ値段でした。ということは,ビール(大)は割安かな。ポーランド料理は日本人の口にもとても合いました。すっかり上機嫌になってホテルに帰りました。