「お前のところで引き取って、再教育をして使えるようにして欲しい。」
はぁぁ??
それって、そこの主任がすべきことじゃねーの?
下を育てることが主任の仕事でもあるだろーに。
人に押し付けてんじゃねーぞ。
と思いつつ、他の事業所のレジェンドまで引き寄せてしまう
自分の引きの強さに驚愕した(笑)
結局…
引き受けることになるよねwwww
まぁ、相手は4月入社の新人だし、例え、レジェンド予備軍であったとしても、
早いうちにレジェンド要素を摘み取ることで、軌道修正が出来ると思い、
この会社のレジェンドをこれ以上増やさない為にも、
むしろ進んで引き受けたのである。
1ヵ月限定と言うことを念を押して。
新人K子が配属される当日、
小山部長が連れてきた人物は、
事前に貰っていた履歴書とは別人の様だった。
ひとことで、
デカイ!!
でか過ぎる!!
横にも縦にも大きいK子は、でか過ぎて、
既に関取のような発声になっていたww
そして駅からこの寒い中5分歩いただけで、
既に額には大量の汗を噴出し、取り組み後の関取の様に
息切れをしていた。
制服を用意していたが、レディースサイズの物は着ることが出来ず、
急遽メンズの3Lを用意した。
大丈夫か??
結構体も使う、うちの仕事。
一抹の不安が湧き上がったが、
しっかり挨拶をし、ハキハキと答える姿勢を見て、
俺はこの子は大丈夫だと確信した。
K子の施設案内をスタッフに頼んでK子が事務室を出て行くと、
不意に小山部長が話し出した。
「お前と獅子唐の間でやり取りしていた研修ノートなんだけど、
次の事業所の主任に見せてもいいか??」
いや、まずいだろwwww
交換日記には俺からの強烈なダメ出しが赤ペンで書き込まれている。
とにかく褒める部分は皆無に等しかった為、
最終的に獅子唐のダメな部分を書いた様なノートになっていた(笑)
あれを目にしたら、一瞬で獅子唐がダメな奴だとバレちまうじゃねーか。
「いや、ダメですよ。
せっかく獅子唐さんは新しい事業所に行って、
口うるさい私からも解放されて、気分も一新、一からスタートが切れた所なのに、
あのノートを見せることで、次の事業所の主任に獅子唐さんへ
余計なマイナスイメージを植えつけることになると思います。それは可哀想だと思います。」
ムカつくことだけを置き土産にここを去って行った獅子唐ではあるが、
それはあまりにも可哀想な気がして俺はそう言った。
「ダメかなぁ。」
社員の教育に実際に関わっている者に対しては、
その者の意見を尊重してくれる小山部長だったが、
何故か食い下がって来たwww
「ダメです。」
俺は尚も拒否をした。
つづく。