権力者に弱い武内。
小山部長を影ではボロクソ言っていたのに、
本人の前では気に入られようと必死だった。
二次会の席につく時も、
武内は小山部長の隣を死守していた。
わかりやすいの~。
普段の口ぶりからすると、俺だったら、
ここまで態度を変えるのは、恥ずかしくて出来ない。
でも武内は人の目などお構いなし。
部長のセクハラトークにもノリノリで乗っかっている。
引くわー。
その場にいたのは武内以外全員男。
酒の入った小山部長の下ネタはどんどんとエスカレートしていき、
その場にいた男たちも引くくらいの勢いになって行った。
そして恒例のお触りタイム。
飲んだ時の部長のコミュニケーションとは名ばかりの
セクハラ攻撃が始まった。
その場には武内しか女は居なかった為、
部長は相手が武内であることも見分けられないのか、
武内の腰に手を回し、お尻を触りだした。
若い女子なら、「キャー」とか「やめて下さい」とか「セクハラで訴えますよー」
とか言いながら、拒否するのだが、
武内は何も言わず、ニコニコとしたまま、触られ続けている。
さすがに俺は我慢できなくなり、
部長に
「部長、触りすぎっすよ!」と言い、
武内のお尻を触っている部長の手を叩き、払った。
「お、わりーわりー。」
と言って、部長は武内のお尻を触らなくなった。
これで一安心。
そう思って武内を見ると、武内は物凄い形相で俺を睨んでいた。
へ??
俺は良いことをしたつもりだったんだが、
不満気な武内。
俺には、
「余計なことすんじゃねー!」
と言う、武内の心の声がハッキリと聞こえたwwww
そしてお尻を部長から触られなくなった武内は、
そこに居た全員が引く行動に出るのである。
つづく。
