【クマ子編】№3 | レジェンド・オブ・アホ社員観察ブログ

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うちの職場のダメ社員紹介します。
きっとあなたの会社のダメ社員とは
ダメのレベルが違います☆

新エリア稼働1週間前、

マニュアルの進み具合をチェックする為にクマ子からデータを受け取った俺。


開いてみたが、渡した時とほぼ同じ状態だった為、

渡されたデータが間違っていたのだと思い、翌日クマ子に確認をした。



クマ子さん、昨日頂いたデータなんですが、

おそらく間違って違うデータを受け取ったかも知れないんですが、

ちょっと確認してもらっていいですか?



クマ子は目を泳がせ、明らかに動揺した。



俺はパソコンでクマ子から受け取ったデータを開いた。


これ、私が渡した時とほぼ同じ状態なんですよ…。

おそらくこのUSBでは無いですよね?」


そしてクマ子を振り返った。

クマ子は顔面蒼白になっていた。



いえ、それで合ってます…。」






え??ウソだろ?


しばし沈黙。

俺は言葉が出てこない。



ん?って言いますと、この2か所だけ書き込みがある部分が更新された部分ですか?」



しかも、その2か所は物品の名前と値段が書いてあるだけである。

エリア立ち上げの際に必要な物品は少なく見積もっても200は超える。

それが、立ち上げ1週間前の時点で2




エリア運営についてのマニュアル至っては、1文字も書かれていないではないか!



すいません、パソコンが苦手でして…。」

そうクマ子は言って照れた様に笑った。





……。」


俺は文字通り、頭を抱えてしまった。

どうしよう。稼働まであと1週間しかない。



何故早い段階で、無理やりにでもチェックしなかったんだろう。

何故クマ子がパソコンに向かっている姿を見なかったことに、

もっとおかしいと感じなったのだろう。




後悔、後悔、後悔…

その文字がグルグル頭を回っている。



クマ子さん、これ、パソコン苦手でって言うレベルでは無いですよ。」



?」



え?じゃねーよ!!

俺はこの時ほんの少しだけクマ子に殺意を覚えてしまった。




これ、どうするんですか?稼働まであと1週間もないんですよ?」



クマ子はその時初めて事の重大さに気づいた様だった。


どうしましょう。私、もともと物事を組み立てるのが苦手で…。」




今更そんなこと言わないでくださいよ。私は手伝いますと言ったじゃないですか。

なんでもっと早く言ってくれなかったんですか?」


沈黙。



この時はまだよくわからなかったが、クマ子は都合が悪くなると、

ひたすら沈黙を貫く癖がある。



もういいです。私が全部作りますから、クマ子さんは私が欲しい情報を持ってきてくれれば

それでいいです。」



結局、新エリアの内情がわからないまま、

担当者ではない俺が、マニュアルから立ち上げ準備を全て

行うことになった。





その一件で、俺はクマ子が人と違うことにやっと気付いたのである。






つづく。