俺は部長が帰った後、早速懲戒解雇についてWikipediaで調べた。
Wikiさんによると、
懲戒解雇とは、事業主が労働者の責めに帰すべき理由で解雇すること。
重責解雇とも言われ、通常は再就職の大きな障害になることから労働者にとって正に極刑である。
懲戒解雇の法律上の定義はなく、習慣的な名称である。なお、公務員の場合は懲戒解雇ではなく、
『懲戒免職』と呼ばれる。
だそうだ。
益々そのまま懲戒解雇にして欲しいと思ってしまったwww
俺は繋がらないだろうと思いつつも欠勤魔に電話をした。
予想通り、電話には出ない。
俺は欠勤魔へ送る文面を考え始めた。
しかし、懲戒解雇になると言う勧告をする事など、
生まれて初めてすることだった為、どう書くべきか悩んでしまった。
1ヶ月前の退職話の時にクズ呼ばわりしてしまったし、
会社からの通達の意味も込められているから、
馴れ馴れしい感じで書くのは躊躇われた。
そこで、これでもかと言う位距離を置いた、
よそよそしい堅苦しい文面を作成した。
欠勤魔様
辞表の提出が未だされていないと、本日本社より連絡がありました。
即ち、○月○日から無断欠勤状態が続いているということになります。
退職予定日から既に2週間以上が経過しており、
このままですと、懲戒解雇処分となります。
ご存知かも知れませんが、懲戒解雇処分になりますと、
再就職が大変困難となります。
貴君の話によると、現在就職活動をされているとのこと。
それが本当のことであれば、大変大きな障害となり得ます。
速やかに辞表を提出し、自主退職の形を取った方が、
自身の今後の為にも懸命な判断かと思いますが。
辞表は郵送でも構わないと思いますが、
早急に本社に連絡を入れた方が良いのでは無いでしょうか。
まぁ、貴様のクソみたいな人生、俺には関係ないけどな。
まーくん
と、書き上げ、
最後の最後まで悩んだ結果、
結局、チキン野郎の俺は最後の一文を削除して送ったwww
LINEでは既読が確認出来るが、
既読スルーをされる恐れがあった為、
メールにも送った。
これで俺の役目は終わった。
完全に欠勤魔とさよならすることが出来る!
去ってからも迷惑を掛けて来るあたり、
つくづくレジェンドだなと思うwww
つづく。