欠勤魔が去ったあと… | レジェンド・オブ・アホ社員観察ブログ

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うちの職場のダメ社員紹介します。
きっとあなたの会社のダメ社員とは
ダメのレベルが違います☆

欠勤魔が去った翌日、
唐突に小山部長から電話が掛かって来た。


俺は欠勤魔の辞表が受理された連絡かと思いながら受話器を取った。


欠勤魔が居なくなって人手が足りないだろ?
おもむろにそう問いかけて来た小山部長。


嫌な予感…
俺のレジェンドレーダーが反応したwwww

これはもの凄く悪い事が起こる前兆である。



いえ、今までも欠勤魔は居ない様なものだったので
4月の新入社員が入るまでの間は現メンバーで回せます
。」

俺は先手を打って、先に補充要員は不要とハッキリと伝えた。


ああ、そうかぁ。でも、契約人数的に休み取れなくなっちゃうだろ?

小山部長は引き下がらずにそう言って来た。


いえ、大丈夫です。その辺は予めオーナーさんに許可を頂いているので、
問題はありません
。」



そう言うと、小山部長は少し沈黙した後、

あのサー、お前のとこで、
1名預かってくれないかな?

と言った。





出たーーーーーーーーーーーーーーー!!


欠勤魔が去った翌日だぜ?
あまりにも引きが強すぎないか?俺www



今度は俺が受話器越しに沈黙した。
次は何だ?と思うと、うまく言葉が出て来ない。


すいません。無理です。」

やっと出て来た俺の言葉www


なんでー?

小山部長は、アホみたく聞いて来た。

なんでって、その言い方ですと、どうせ、問題のある人なんですよね?
もういい加減にして欲しいです。やっと欠勤魔が居なくなって、落ち着いたところに、
また仕事場を掻き乱されるのは沢山なんですよね。皆さんもそう思うと思います
。」


そこを何とか!1ヶ月だけでいい。取りあえず置いておくだけで良いからさ。
そう食い下がって来る部長。


いや、本当に無理です。他を当たって下さい。」


じゃぁ、本人の話だけ聞いてもらえないか?

しつこい。


いや、ホントにいいです。無理です。」


今日今から連れてくから。取りあえず話しを聞いてくれ。」
と言う言葉を残して電話は切れた。





1時間後、事務所のドアがノックされた。
そこには小山部長と、もう一人、もやしの様に細い男が立っていた。





つづく。