獅子唐のフォローがひとつもない報告書を小山部長に手渡してから数日後…
小山部長と竹川係長(仮)が揃って事務所に現れた。
事務所に入るなり、
「獅子唐呼んでくれ。」
と言った。
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
判決の日なの?
いよいよなの??
俺の心臓はバクバク打ち始めた。
最終決定が下されるのかも知れない。
最終決定がクビだったらどうしよう。。。
この期に及んでもまだ考えてしまう俺。
俺は仕事中の獅子唐を呼び出し、事務室に来てもらった。
俺と獅子唐が並んで座り、
小山部長と竹川係長と対面する形で席に着いた。
小山部長が静かに話し始める。
「獅子唐君、先日ここに来た時に、私と今後1ヶ月間で
今よりも成長するって約束したの覚えてる?」
獅子唐
「はい…」
獅子唐は明らかにそんな約束覚えてないのだが、
珍しく空気を読んで話を合わせた。
小山部長
「じゃぁ、自分で具体的にどんなところが成長したと思ってるの?」
獅子唐
「えー……ええぇっと…。」
ガンバレ!
俺は心の中で獅子唐を応援し始めていたwwww
しばしの沈黙の後、
「○○の仕事が以前よりミスすること無く出来る様になりました。」
と具体的に例を挙げて言った。
“うん、出来てないけどね、その仕事”と俺は心の中で突っ込んだが、
言葉には出さずに黙って聞いているwwww
「じゃあ、逆に、まだ出来てないことは何かある?」
部長が聞いた。
「仕事を時間内に終わらせることが出来ません。」
さすが俺に毎日言われていることだ、すんなりと言えるwwww
「具体的には?」
「○○の仕事を時間内に終わらせるが出来ません。
…ですが、朝早めに出勤してやっています。」
おっと、自分から対策まで言った。
しかし、それ、お前が改善する気ねーから、
俺が指示したことだろーが!
と心の中で突っ込みつつ黙って聞いていた。
「そうか。」
小山部長の聞き取りはこれで終了みたいだwwww
早っ。
どうやら、獅子唐の今後は既にある程度決まっている様子だ。
「今後についてなんんだけど、獅子唐君はどんな仕事、
どんな事業所を希望したい?」
おお、異動決定か??
小山部長のこの発言を聞いて、獅子唐の顔に笑顔が戻った。
「私は、誰にも干渉されない一人事業所を希望します。」
あ、これ、俺に対して言ってるwwww
クソ!
って思ったけど、黙って聞く。
「そうか。地方でもいいの?」
「はい、構いません。誰かに干渉されない事業所であれば
どこでも行きます!」
あ、完全に俺のことだね。
…なんか、ガッカリwww
つづく。