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俺とさいちゃん以外の人が帰った後、
主任は静かに語りだした。
「青道さんですが、もうすぐ研修期間の3か月が経過します。
ですが、皆さんも感じていると思いますが、
青道さんの物覚えの悪さは問題だと思っています。」
主任はうちらを交互に見ながら続けた。
「昨日、本社の人と、青道さんを本採用をすべきかどうかを相談しました。
このまま青道さんを採用した場合、彼が成長するにはとても時間がかかります。
私も彼を教えてみて、この物覚えの悪さは、尋常ではないと感じました。
そして本採用をしてから結局ダメだったとなった場合、簡単に退職させることは出来なくなります。
そこで青道さんを教育してみたお二人にも、彼を採用にすべきか、不採用にすべきか、意見をお伺いしたい。」
重っ
この相談はなかなかキツかった。。。
俺もさいちゃんも言葉に詰まり、しばらく沈黙が続いた。
すると主任が
「まーくんさんはどう思いますか?」
と俺に意見を求めてきた。
俺はすぐに頭の中が整理できなかった為、
「主任はどのようにお考えですか?」
とまずは主任の意見を聞いてみた。
「私は、彼の物覚えの悪さには驚いて居ますが、人の10倍時間はかかりますが、
入社当時に比べればほんの少しは成長しているように感じます。
皆さんが大変になることは承知で、本採用して、私たちで彼を成長させてあげたいと思っています。」
と言った。
うーーーーーん
困った。
とても困った。
俺は主任に、
「過去、うちの会社で、研修期間で不採用になった方はいるんですか?」
と聞いた。
「いません。」
との答え。
益々困った。
沈黙
そして、俺は自分が思っていることを正直に話すことに決めた。
つづく。
はたして、青道の運命は…!?
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