今回、紹介するお寺は大阪府和泉市にある「子安 阿弥陀寺」です。地元で子授、安産祈願で有名なお寺です。
「大野山 子安 阿弥陀寺」。創建は739年頃。開基は「行基菩薩」。宗派は「高野山真言宗」。本尊は「阿弥陀如来像」。
和讃 「安かれと 祈る大野の 阿弥陀仏 慈悲のめぐみに すがれ諸人」
「子安 阿弥陀寺」は寺伝によると、御産に悩まれていた「聖武天皇」の妃「光明皇后」の為に、「聖武天皇」が「行基」に安産のための秘法を修めよと勅命を下されたそうです。
「行基」は槇尾山の西南の清浄の滝で37日間、安産祈願の水籠りをとって安産の秘法を習得したところ、739年3月15日の夜明け頃、滝の上に立っていた桜の大樹に「阿弥陀如来」が出現し、「光明皇后」は無事に皇太子を御出産なさるとお告げになりました。
「行基」はこのことに非常に感激して、直ちに桜の大樹で目の当たりにした「阿弥陀如来」を刻み祀ったのが始まりと伝えられています。
そういう経緯で「子安 阿弥陀寺」の本尊「阿弥陀如来像」は、安産の守り仏として深く信仰されているようです。
「子安 阿弥陀寺」の交通アクセスは電車だと、泉北高速鉄道和泉中央駅からバスで約30分ぐらいで側まで行くことが出来ます。
車では「山門」の前が無料駐車場となっています。
今回は職場の方の奥さんが妊娠されたということで、安産祈願を兼ねて拝観してきました。
「子安 阿弥陀寺」の詳細は縁起ぐらいしか分からないので、詳しいことは分かりませんが、規模的には小さなお寺と言う感じです。
駐車場から。山門から石段があって、上には本堂、鐘楼などがあります。
石碑には光明皇后の安産に関する勅願のお寺だと知らせています。
山門扁額。阿弥陀寺という名称のお寺は多いので、子安と付けているんでしょうね。
「山門」から「本堂」へ向かう屋根付きの石段があるんですが、妊婦さんにはちょっときつい勾配な石段となっています。
石段がきつい方は駐車場の左手から車で、本堂の側まで行けるようになっています。
普通の人なら問題ないけど、妊婦さんはしんどいかもしれません。
石段を上がりきると真正面に「本堂」があります。
「本堂」には本尊の「阿弥陀如来像」が祀られていますが、「行基」が刻んだものかどうかは分かりませんでした。
妊婦さんは安産祈願をして御守り、お札、腹帯など頂いて、無事出産すると新しい腹帯を持ってお礼参りをします。
お寺に新しい腹帯を渡すのですが、腹帯には無事に生まれた赤ちゃんの名前や誕生日などを書くそうです。
これは無事に出産された腹帯だという証で、安産をあやかって頂きたいという願いが込められていて、新たに安産祈願に来られた妊婦さんに渡すようです。
ちなみに腹帯に男の子の名前が書いてあると女の子、女の子の名前が書かれていると男の子が高確率で生まれるそうですよ。
その他の堂宇や史跡など簡単に紹介しておきます。
本尊の左手に隣接する休憩所。妊婦さんに考慮してのことでしょうね。
かなりたくさんのよだれかけが納められてます。霊験あらたかな証拠です。





















