18世紀末にナポレオンに屈してしまって滅んだヴェネツィア共和国の最期を描く。史上もっとも長く続いた共和国、その長さは1000年をも超える海の都の物語の最終巻を読み終わった。
海の都の物語6巻を読む
このシリーズを通じて、魔女裁判とか何かと暗いイメージしか無い中世欧州に、このような近代的な考えを先取りした国家が存在しようとは。恥ずかしながら知らなかっただけに、大変知識欲を満たせたシリーズだった。
古代ローマ人に対してもそうだが、この近世まで生きていたヴェネツィア人は、今はいったいどこへ行ってしまったのだろうか。