おとといは来なかったかよちゃん
お腹空が空いているはず
でも 玄関前のご飯は
もうほとんどないに違いない
私の帰りを待っている
かよちゃんの前に座り風よけになってるつもり
待っててくれた
大好きなシーバと
モンプチのウエットを
取りに行っている間もずっと
待っててくれた
食べ終わり
夜道に消えて行くかよちゃんを
見えなくなるまで見送り
家に入ると
暖かい部屋で
コロコロしているサスケ
かわいいね サスケ
そう言いながらサスケを撫でた
撫でながら
外にいるみんなの顔を
思い浮かべていた
ごめんね みんな
無くてはならないカメラだけれど
切ない場面も たくさん映す
特に
ずっと待ってるかよちゃんは
14時過ぎから２時間近く待っていた日
仕事を早退したくなるくらい
切ないのです
去年９月 雨降る夜に
まるちゃんのおばあさんが
弱り果て
電柱の根元にうずくまっていた猫を
保護してくださいました
わざわざうちを訪ねてくださり
ご相談いただき
ケージをお貸ししたり
一緒に病院に行ったり
ほんの少しだけ
お手伝いをさせていただきました
引っ掻いたり噛み付いたり
なかなか手強い猫ちゃんでしたが
片耳が折れているから
ミミちゃんと名付けられ
おばあさんのお宅で
暮らすことになりました
お顔が腫れてしまったり
体調を崩したりと
心配な時もあったようですが
病院に通いながら
穏やかに過ごしていたそうです
ずいぶん慣れてくれて
リビングで寛ぐこともあった
そんなミミちゃんが
10月半ばからご飯を食べなくなり
毎日点滴に病院へ通っていたそうですが
今月６日
ミミちゃんが天に召されました
お世話になったみーゆさんに
お知らせしなくちゃと思ってと
昨日
おばあさんから
お電話をいただきました
保護から１年と２ヶ月
ボロボロだったミミちゃんは
おばあさんにたくさんの愛をもらって
幸せだったと思います
ミミちゃん
おばあさんに出会えて良かったね
ミミちゃん
またね