前回失敗に終わった
しろ子ちゃん
の捕獲
仕事が休みの日の前夜に
捕獲が出来れば
翌朝病院に連れて行く事が出来る
しかし
仕事が休みの水曜日は
あいにく病院もお休み
そうなると捕獲は
金曜日の夜と土曜日の夜
週末の2日間だけしか出来ない事になる
その2日間で何とか捕獲するべく
おととい金曜日の夜から
しろ子ちゃんの捕獲を試みました
↓
翌 土曜日
所沢さくらねこ診療所さんにて手術
↓
翌 日曜日(本日)
おおにし動物病院さんにて手術
まずは 金曜日
17時45分 仕事から帰宅
前回の捕獲の日
しろ子ちゃんは18時前にやって来た
もたもたしていると
しろ子ちゃんが来てしまう
かもしれないので
バタバタと慌ただしく
捕獲器を準備
捕獲器を置いたあと
念のためにと
昼間の録画映像を確認してみた
すると
なんとしろ子ちゃん
前回よりも更に早い時間に
来ていました
仕事がある平日の帰宅は
どんなに急いだとしても17時半
早く来られてしまうと
間に合わない
どーして
本番の日になると早く来るん
金曜日 しろ子ちゃんが来た時間は
帰宅する35分前だった
しろ子ちゃんは夜しか来ないので
翌朝の捕獲はない
しかも
来た時にご飯なくて帰ってしまうと
そのあと
また出直して来るという事が
これまで一度もない
ってことは
このあとしろ子ちゃんは
もう来ない…
気持ちが一気に急降下⤵︎
しかし
これで終わりにするわけには
行きません
最近ちょくちょくやって来る
小柄なキジトラちゃんが
入ってくれるかもしれない
木曜日も捕獲器の中で

ご飯を食べていた
淡い期待
⤴︎
すると19時
キジトラちゃんが来ました
捕獲器の中を覗いている
これ以上前に進むことはなく
帰って行ってしまいました
誘い込み用の焼きかつおが
少なかったのだろうか…
午前1時半まで粘ってみましたが
結局
誰も入ってくれませんでした
そして昨夜
午前2時まで粘りましたよ
来るには来たんです
アライグマがね
1匹だけ
もう
猫を捕まえられる気が
しない
また来週
頑張ります
うちからほど近い場所に
汚水処理場がある
広い敷地の中には
雑木林があり 公園も隣接
公共の下水道が普及し始めた頃から
事業は縮小され 敷地の一部を売却
現在
売却された土地には
数十棟の住宅が建ち並んでいる
まるちゃんのおばあさんによると
今から10年以上前のこと
敷地内や隣接する公園に
猫を遺棄する人があとを絶たず
当然 猫は繁殖
施設の管理組合と話し合い
ボランティア団体さんによる
一斉TNRが行われた
交通事故で
命を落とす猫が多く
その時敷地内にいた猫の数は12匹
全頭手術が終わり
おばあさんを含むボランティアさん達が
リターンされた猫たちのお世話を
されて来たそうです
交通事故や病気で猫の数は段々減って
今は黒猫が1匹だけになりました
大雨や大雪の日以外は
1日も欠かさずお世話に行ってます
待ってると思うとね
放ってなんかおけないんですよ
この子より先に死ぬことは出来ないって
そう思って頑張ってます
以前
おばあさんはそうおっしゃっていました
敷地の四方を囲む道路は狭く
朝夕の交通量は多い
おばあさんが
ご飯とお水をあげに行くのは
毎日18時半から19時の間
車に気をつけながら
塀の隙間から
ご飯とお水を中に入れ
黒猫ちゃんを呼ぶと姿を表す
日によっては
先に来て待っている時もある
食べ終わっても
なかなかその場を離れない
危ないから
外に出て来ちゃダメよって
そう言って帰る時が
本当に切ないんですよ
どれほどの
切ない日々を重ねて来られたのか
その日々と
おばあさんの想いを想像すると
胸が苦しくなる
おばあさんへの嫌がらせは
10月初め
突然始まったそうです
道路を背に
ご飯をあげている時
突然クラクションを鳴らされ
助手席の女性が何かを怒鳴りながら
車は去って行った
車の邪魔にならない様に
いつも気をつけているのに
怖かったです
でもまさか
それが毎日続く事になるなんて
その時は
思ってもみませんでした
その日から毎日
ゆっくりと近づいて来た車は
おばあさんの後ろスレスレで停まり
助手席の窓が開き
クラクションを鳴らしながら
猫にエサをやるなと
助手席の女性が叫び
驚くおばあさんを笑いながら
車は去って行く
車が数台連なっていて
おばあさんの後ろで停まれない時は
わざわざ車をハジに寄せ
後ろの車をやり過ごしてから
同じ行為をしてくる
車のナンバーを特定されたくないのか
日によって車種をかえたり
ある時は
この場所はエサやりは禁止されている
と怒鳴られ
なかなか走り去らなかったり
恐怖を覚え
警察にも相談されたそうですが
特に危害を
加えられていないという事からか
取り合ってもらえなかったそうです
なぜもっと早く
ご連絡を下さらなかったんですか
そう言うと
何をしてくるかわからなかったし
そんな危険な事に
巻き込むわけにはいきませんから
ご飯をあげる時間をずらしたり
ご飯を置いたらすぐに帰宅し
後で片付けに行くなど
おばあさんも
色々と対策を講じていたそうですが
どこかで見張っているのか
嫌がらせは続き
嫌がらせから
2週間以上が過ぎたある日
黒猫ちゃんが
姿を消してしまう事になる
決定的な出来事が
起きてしまったのだそうです
次回につづきます



