1年と3ヶ月 ほぼ毎日
ご飯を食べに通ってくれていた
サスケ
7月に保護してから
3ヶ月と2週間余りが過ぎました
今では
だいぶリラックスしてくれてますが
毎日 毎日
出せー出せーって
叫んでたっけ
サスケにしてみたら
いつも通り
ご飯を食べに来ただけだったのに
いつもと違う場所(玄関内)に
ご飯を置かれ
ご飯を食べ始めてはみたものの
やっぱりもう帰ろ
って振り返ったら
ドアが閉まってて出られなーい


っていう…
自分の身に起きている状況を
理解出来るはずもなく
パニック
捕獲器に入っちゃった時なんかよりも
何倍も何倍も
怖かったんだろうなと思います
そんな怖い思いを
させてしまったにも関わらず
また心を開いてくれた
サスケ
そんなサスケちゃんを
早く病院に連れて行かねば
そう思う一方で
また怖い思いをさせるのかと思うと
弱気になってしまうという
情け無い保護主
ウィルス検査や予防接種もしなくちゃと
大きめの洗濯ネットは
もうずいぶん前に
買ってあったというのに
検査結果を
聞くのが怖い
正直そんな気持ちもありまして
病院へ行くのを
先延ばしにしてきてしまいました
しかし さすがに
そんなことばかり言っているわけには
いきません
先週末
覚悟を決め 病院へ行って来ました
まずは
寝ているサスケに洗濯ネットを!
お布団ですよー
と掛けました
怪しむ時間を与えてはいけないと
素早く頭にネットを被せ
体もネットの中へ入れる事に成功
キャリーに入れ
主人の運転で病院へ
サスケちゃん
ずーーーっと 鳴いてました
いつもの可愛い鳴き声とは全く違う
低く悲しげな鳴き声
しかも 声の大きいこと
震えているのが
キャリー越しに伝わって来て
励ます私も泣きたくなりましたが
病院では暴れる事もなく
採血の間もお利口さんでした
そして
ウィルス検査の結果は
陰性
本当に
ホッとしました
帰宅したサスケちゃん
予想通り ベッドの下へもぐり込み
半日以上
出て来ませんでしたが
夜になり部屋に入ると
膝に乗ってくれました
嫌われてなかった様です
問題は
ぴーちゃんと茶々とティアが
サスケを受け入れてくれるかどうか
ワイヤーネット越しの対面での
それぞれの反応
ぴーちゃん→ 固まる
茶々→ うーと唸る
ティア→ シャーシャー威嚇
サスケ→ 固まる
一番フレンドリーかと思われた
ティアの反応が意外でした
まあ
気長に行きます
こたろうは
3日に一度か4日に一度しか
来なくなってしまいました
来ない日は心配になりますが
来てくれた日は
だいたいお昼前くらいの時間に
食べている姿が
録画されています
こたろうがよくいると思われる
公園のすぐそばには
30棟程の住宅が
建ち並んでいるのですが
もしかしたら
その中のどこかのおうちの人から
ご飯をもらえているのかな
こたろうに
優しくしてくれる人がいるのなら
こんなに嬉しい事はないのだけれど
あくまで
私の想像に過ぎず…
とにかくこたろう

お腹が空いたらいつでも来てね
車には
くれぐれも気をつけて

先日の
冷たい雨の降る夜のこと
しろ子ちゃんが
雨の中
ご飯を食べに来てくれました
21時頃に来ることが多い
しろ子ちゃん
そろそろ捕獲器の中に
ご飯を置こうかと思っています
夜捕獲器に入ってくれたら
翌朝病院へ
手術を終えたしろ子ちゃんを
夜お迎えに行き
一晩様子をみて
翌朝のリターンとなる
まだ捕獲も出来ていないのに
朝の寒さの中に
しろ子ちゃんをリターンせねばならない
その朝を思うと…
ため息がひとつ…ふたつ
あの雨の夜
冷えて冷たくなったご飯を食べた後
しろ子ちゃんは
どこへ帰って行ったのだろうか
冷たい雨の降る夜に
膝で眠るサスケを撫でながら
どこかで濡れているかもしれない
こたろうとしろ子ちゃんを想う
そんな切ない
夜でした




