先月18日を最後に
ご飯を食べに来なくなってしまった
きゅーちゃん
心配で仕方がなかった私は
捕獲時にご協力いただいた
まるちゃんのおばあさんに
何かご存知ないか
電話でお聞きしてみることにした
すると
まるちゃんのおばあさんは開口一番
『 私もね
お電話をしようと思っていたんですよ 』
そうおっしゃったのです
以下
おばあさんから伺ったお話です
1週間くらい前に
突然あのハチワレちゃんが
うちの庭に来たんです
うちの庭には
誰が来て寝てもいい様に
段ボールや
発泡スチロールが置いてあるんですけど
その発泡スチロールの上で
ハチワレちゃんがうずくまるように
じっとして動かないんです
どうしたのかと近づいたら
逃げてしまったんですけど
その時に
片方の後ろ脚を地面につけないで
歩いてました
よく見たら
腫れてるのもわかって
怪我をしている様でした
北風が強く吹く日も
動けないのかじっとしているので
ニトリでマットを2枚買ってきて
新しい段ボールに敷いて
ブルーシートを被せて置いたら
中に入ったんです
肉球のあたりが
怪我をしている様にも見えたんですけどね
マットに血が付く様な事は
ありませんでした
ご飯も置いたんですけど
あまりたくさんは食べないんですね
カリカリとかつお節と
ちゅーるなんかは食べてますけど
怪我が心配だったから
治らない様なら
みーゆさんに相談して
捕獲器で捕まえて
病院に連れて行かなきゃって
思ってたんですけどね
一昨日くらいから元気になってきて
昨日は庭を走り回ってました
ご連絡しようかどうしようかと
迷ったんですけど
姿が見えない事もあったので
みーゆさんの所へ
行ってるんだと思ってました
それに
心配されるんじゃないかっていう
気持ちもあって
でも返って心配かけちゃったわね
ごめんなさいね
ハチワレちゃんをうちでは
はっちゃんって呼んでるんですけど
私はね
もしはっちゃんが
うちを気に入ってくれたのなら
いてくれても全然構わないんですよ
今はまだ
私が近づくと逃げちゃうし
サッシを開けておいても
全く入ろうとしないんですけど
幸い
うちの猫たちとも
(まるちゃんの他に2匹おられます)
そんなにケンカもしないので
もし入りたいって思ってくれたらね
本当に全然構わないんですよ
きゅーちゃんは
脚を怪我して
まるちゃんのおばあさんに
お世話になっていました
すごく心配してもらって
あったかいマットも買ってもらって
はっちゃんという
可愛い名前もつけてもらっていました
うちのハウスに来るには
フェンスを乗り越えなくても
遠回りだけど道はある
でも
歩けないくらい痛かったんだね
それに
もし来れたとしても
うちのハウスでは
体を休められない事を
きゅーちゃんは知っていたのだ
複数の仔が来ているし
外からも目につく場所だし
何より
我が家の人間が出入りする玄関じゃ
安心して休む事など出来るはずもない
まるちゃんのおばあさんには
いつもお世話になってばかりで
本当に
感謝しかありません
おばあさんがいてくれなかったら
きゅーちゃんは
どうなっていたかわかりません
まるちゃんのおばあさんと
電話でお話しをした翌29日
まるちゃんのおばあさんに
来てくれた事をお伝えしたら
思いが届いたんですねと
優しいお言葉をいただいたのですが
同時に
悲しいお話しも
伺う事になってしまいました
きゅーちゃんを捕獲する際
捕獲対象の仔が他に2匹いました
サスケちんと
サスケちんは
捕獲2日目に捕獲器に入ってくれて
その時に耳カットが確認出来たので
その場でリターンとなりました
一方くろちゃんは
ボランティアさんが
捕獲日として設定した2日間
一度も姿を表しませんでした
耳カットが確認できるまでは
追いかけなければなりません
まるちゃんのおばあさんに
くろちゃんをご存知かどうか
録画画像を見てもらった時
毎日夜7時に
ご飯をあげに行っている公園の仔に
似ている様な気がする
ただ
見るのはいつも夜だし
間違いなくその仔だとは言い切れない
耳にカットがあって
しっぽが細くて長かったら
間違いないと思うというお話しでした
毎日カメラをチェックした結果
しっぽも細長く
公園の仔で間違いないとわかり
あの時は
本当にホッとしました
おばあさんからお聞きした
悲しいお話しとは
このくろちゃんのお話しです
そのお話は
また次回に書かせていただきます
前回の記事で
きゅーちゃんの事を
ご心配くださった皆様
本当にありがとうございました
きゅーちゃん
今日も元気です





