先週木曜日の夕方から始まった
きゅーちゃん&キジ白ちゃんの
捕獲作戦
一回で捕獲できれば
それに越した事はないけれど
違う子が入ってしまうかもしれない
それも覚悟の上でスタートした捕獲でした
前回のブログにも書きましたが
金曜日の早朝
捕獲器に入ったのは
まさかのたぬきさんでした

しかも2回も
おまけに怪我までさせてしまって
たぬくん
本当にごめんなさい
傷は少しは良くなっただろうか
金曜日の夕方からは
深夜に来るたぬきさんが入らない様に
午前1時で捕獲器を撤収することに
たぬきさんが怪我をしたのは
以前私がネットで購入した
海外製の捕獲器でした
今まで外へ仕掛けた事はなく
捕獲の実績もない捕獲器
もしかしたら
あまり安全な作りではないのかもしれない
そう思い
もう使わない事にしました
金曜日の夜
捕獲器に警戒したのか
何匹かは来たものの結局誰も入らず
土曜日の夜
間もなく午前0時という頃に
入った子がいまして
どうかどうか
きゅーちゃんが入っています様に
願いを込めて捕獲器を確認すると
地域猫のまるちゃんが
怯えた目で私を見た
扉を開けたら
一目散に逃げて行きました
まるちゃんごめんねー
日曜日の朝までに入らなければ
病院の予約の事もあり
捕獲は一時中断
という事になっていたので
今は
捕獲器を扉固定で置いています
先週
木、金、土とやってみて
正直とても疲れました
睡眠不足のせいもあるけれど
気の休まらない3日間でした
他の子が入ってしまったら
捕獲器から出して
また仕切り直したらいいだけのこと
とは
なかなか思う事が出来ず
違う子が入ってしまったら…
また怪我をさせてしまったら…
そんな思いばかりが大きくなっていく
何かあれば
相談できるボランティアさんがいる
そういう意味での心強さはある
しかし
当然ではあるけれど
現場(自宅)で動くのは自分ひとり
心細い
不安
緊張
責任
焦り
色んな思いが
私の中で渦を巻いた
ご協力頂いている
ボランティアのYさんは
今
妊娠の可能性が高い猫さんがいる現場に
行っておられます
緊急を要する現場です
にもかかわらず
2度も足を運んでくださり
ラインもよくくださる
これ以上
手を煩わせてはいけない
自分で出来る事はやらなくちゃ
と 思いながらも
やっぱり心細い
どこまで根性なしなんだ

と自分を奮い立たせ
次の捕獲本番までに
少し気持ちの整理をしなければ
そんな事を考えていた時
思いがけず
道が開かれました
これまで
ボランティアのYさんには
うちの周辺の状況で知り得る事は
全てお話ししてありました
未手術の子が他にもいる可能性がある事
ご飯をあげている方が何人かいる事
出入り自由の飼い猫さんがいる事
猫嫌いの(特にお隣)お宅の情報
この様な状況で
私ひとりが捕獲器を一台仕掛けたところで
そう簡単には捕まらないだろうと
私の住んでいる地区の
未手術の子を
一斉捕獲してくださる事になりました
当初
来月中旬を予定していましたが
市役所の方から
次の不妊、去勢手術の助成金の予算を
議会にあげるにあたり
頭数を把握したいとのお話があった様で
急遽
今度の日曜日から
近隣の聞き取りを開始し
餌やりさんや未手術の子の情報収集
捕獲器設置のご協力のお願い
捕獲のお知らせのポスティング
捕獲当日は
餌やりさんにご飯をあげない様にお願いし
捕獲器を複数台仕掛ける
という運びになりました
このスピード感
私ひとりでは到底無理だったと思います
Yさんが
一斉捕獲を決めてくださったのには
もうひとつ理由があります
それはまた
別の機会に詳しく書きますが
ある方が
不安でいっぱいの私を見兼ね
ひとりで抱え込みすぎない様にと
Yさんにお話をしてくださいました
本当に
感謝しております
一斉捕獲
これ以上ないありがたいお話しで
こんなに嬉しい事はありません
きゅーちゃんとキジ白ちゃん以外の子も
手術をする事が出来れば
外で暮らさなければならない子を
少しでも減らす事に繋がります
本当に
良かった
外で暮らす猫たちの事を想い
日々活動されている
こんなにも優しい方たちに出会えた
このご縁を大切に
これからも
私に出来る事を
頑張っていけたらと思います

