先週の土曜日
1ヶ月ぶりに帰省
一人暮らしの母の事は
いつも心配で仕方ない
電話だと
元気だから大丈夫
それしか言わない母
今年の6月で87歳
昔から
弱音を吐かない人である
月に1度しか帰れないけれど
せめて帰省した時は
一緒に楽しい時間を過ごしたい
そう思っている

音妓ちゃん
昨年の12月1日
いつもの様に姿を見せ
姉に撫でてもらって
ベットで少し過ごしたあと
用意したご飯には口をつけず
夜の闇に消えていった
あの日を最後に
もう2ヶ月
姉の家に来ていない
あれから
どうしているのか
音妓ちゃんを
思わない日はありません
先月帰省した時にも行った
音妓ちゃんがよくいたという公園に
また行ってみた
ワンちゃんとお散歩をしてる人や
子供連れの家族も何組かいた
ワンちゃんのお散歩中のご婦人に
こんな猫をご存知ないですか?
と
野良ちゃんは何匹か見かけるけど
黒猫ちゃんは
見かけたことはないと言われた
少し話して別れ際
見つかるといいわねと
言ってくださった
歩きながら
涙が出そうで見上げた空が
綺麗だった
音妓ちゃん
どこにいるの?
帰省した時に
音妓ちゃんの行きそうな場所を探す
私には
こんな事しか出来なくて
ごめんね
姉の家のウッドデッキには
音妓ちゃん用のハウスが
今も置いてある
どんな思いで待っているのか
姉と甥っ子の胸の内
改めて聞かずとも
その痛みは
想像に難くない
ひとつだけ
もしかしたらと期待している事がある
去年姉の家に
最初に音妓ちゃんが姿を見せたのは3月
その前の年も
最初に見たのは3月頃だった様で
その時は
ご飯を食べに通って来る事は無く
しばらくすると
来なくなってしまったらしい
今年もまた3月になったら
姉の家に
音妓ちゃんが来てくれるかもしれない
それが今は
微かな希望の光となっている
茶々
相変わらず
トイレで用を足す時間
平均30〜40秒
ストルバイトの療法食
少食で
あまり食べない
食べてくれ〜
近いうちに
尿検査に行く予定
捕まえられるかな




