みーみがうちの子になって
来年の3月で9年になる
これまでみーみには
たくさん助けてもらってきた

先代猫のみーゆがお空に帰った時
悲しみから救ってくれたのは
みーみだった

うちに来てから1ヶ月くらいは
お母さんが恋しかったのか
毎朝私のお腹の上に乗り
洋服がびしょびしょになるほど
ちゅぱちゅぱと吸っていた

可愛くて可愛くて
心の中に積もっていた悲しみが
少しずつ少しずつ
溶けていった気がする

ぴーちゃんが脱走して
必死になって探し回っていた時
夜の捜索から帰って疲れ果て
見つからなくて落ち込んでいる時
ずっとそばにいてくれたのはみーみだった

クロちゃんが
扁平上皮ガンと告げられた日
雨に打たれて帰り着いた私のそばから
ずっと離れずにいてくれたのも
みーみだった


指の切断手術で入院し
みーみがいなかった夜
こんなに寂しいのかと
みーみの存在の大きさを
改めて思った


だから
病理検査の結果が
どうか良い結果になります様にと
主人とお参りにも行ったのに


火曜日の夕方
先生から電話で
指の腫瘍は
悪性であった事を告げられた

さらに
元になっているガンがどこかにあり
指の腫瘍は転移によるものである事

来月の2日に抜糸に行った時
レントゲンとエコーで
元になっているガンがどこにあるのか
検査をする事

今の状況からして
予後は厳しい事

その3点について
お話があった

予後は

厳しい

その意味は
これから先
どんどん悪くなる可能性が高いという事


この現実を
受け入れようとすればするほど
なぜ?
どうして?
その思いばかりが大きくなる

みーみを
もうこれ以上苦しめたくない

たくさん泣いたのに
気持ちの整理さえつかずにいた

でもやっと
今出来る事は
土曜日の検査結果を元に
先生の治療方針をお聞きして
みーみのために
1番良い方法を考えていく事
そう思える様になった

みーみのために


泣いている場合じゃないんだ!