姉から
庭に来るようになった
音妓ちゃんの事を相談されてから

私の心配事が
またひとつ増えてしまった

背中でたくさん虫か動いてるとか
鼻水で苦しそうとか
口からも薄い黄緑色の
鼻水みたいなよだれが出てるとか

私はね
隣に住んでる訳じゃないのよ
すぐに飛んでって何とかしてあげたくても
距離にしたら120km
車飛ばしたって3時間以上かかるのよ
離れてる私に頼るより
自分で何とかしようとは思わないの?
薬だって私が病院で貰って送るより
自分で行って相談した方が
安心出来るでしょーにムキー


言えたら少しはスッキリするのかなショボーン

でもね
音妓ちゃんにはなんにも罪はない
本当の飼い主に見放され
家にも入れてもらえない

中途半端なお世話をしてる
頼りない姉だけど
音妓ちゃんには
優しくしてあげてくれている

心配してくれる人が
そばに誰もいないよりはいい
そう思う事にしよう
そして
出来る事は協力したい


毛が抜けてハゲてた背中には
黒い毛が生えそろってきているみたいニコニコ

甥っ子にもよく懐いていて
お腹も撫でさせてくれるらしい

可愛いね  音妓ちゃんドキドキ

私が一番心配なのは
音妓ちゃんのこれからの事

お盆で帰省した時
姉と義兄は
保護はしないと思うと言っていた

っていう事は
音妓ちゃんが来る → ご飯をあげる
体調が悪くなる → 私にライン
                                        (画像つき)
私 →居ても立っても居られなくる
病院に走る
薬をもらって送る

これを繰り返すって事かガーン

薬が効いているのかはわからないけれど
この間送った抗生剤を飲んだら
よだれが止まったらしい

そんな事も
聞かないと知らせてくれなくて
心配させられたまま放置され
身が持ちませぬよ
本当にーえーん

こんな事ならいっそ私が音妓ちゃんを

迎えに行く!

悩みに悩んだけれど
うちの子達の事も心配だけど

音妓ちゃんの口の中の状態が悪い事は
おそらく間違いないと思う

やっぱり保護しかない

本当に本当に吐きそうなくらい悩んだ
けれど決めたからには
前に進むしかない
そう心に誓った数日前

勇気を出して主人に相談した

今まで猫に関する相談で
主人から反対された事は一度もなかった

先代猫みーゆの保護の時も
クロちゃん捕獲の時も
クロちゃんの抜歯の時も
茶々の里親になりたいと言った時も

だから主人からOKが出たら
すぐに姉を説得するつもりだった

なのに今回
私の話を聞いた主人は

しばらく沈黙…そしてひと言
賛成できないと言ったのだえーん

理由はびーちゃん

今、ほぼ2階で生活しているびーちゃんは
好きで2階にいるわけではない

茶々にからまれたみーみが
ストレスからか
びーちゃんを追いまわす
茶々からも飛びかかられ
寝床も奪われ
いつ襲われるかと
いつもビクビクする様になり
いつしか2階から
降りてこなくなった

リビングには
大好きな寝床や場所が
たくさんあったのにえーん

主人は
そんなびーちゃんが
かわいそうで仕方がなかったのだ

音妓ちゃんが2階の部屋に来たら
ぴーちゃんの居場所がまたなくなる
それではあまりにも
ぴーちゃんがかわいそうだ

それが主人が反対する
一番の理由だった

確かに
主人の言う通りなのだ

私だってぴーちゃんの事は考えた
心配だし可愛くて仕方ない

だから
主人に反論する事が出来なかった
あんなに悩んで決めたのに
主人からOKが出ることはなかった


その夜
クロちゃんの事を思い返し
音妓ちゃんの事を想ったら
涙が止まらなかったえーんえーんえーん

しかし
泣いていても事態は変わらない

それから毎日色々考えた末に
私がたどり着いたのは

みなしご救援隊さんに
引き取りをお願いする事だった

調べたら
姉の住む茨城県のお隣の県
栃木県に
みなしご救援隊さんの
栃木拠点があった

電話でも相談してみた
引き取り時にかかる費用の説明
交通費を負担すれば
お迎えにも来てくれる事

ホームページにも書いてあったが
引き取り後の面会はもちろん
どうしているかなどの問い合わせは
一切受け付けないと言われた

わかってはいたけれとど
なんだか悲しくなった

全く知らない場所で
大勢の猫ちゃんたちの中で暮らすのと

今のまま慣れた場所で
姉や甥っ子のそばで暮らすのとでは

どっちが幸せなんだろう

でも具合が悪くなったら
ご飯が食べれなくなって衰弱したら
どこかで動けなくなったら
姉の家に
たどり着く事さえ出来なくなるえーん

やっぱりそういう事を
ちゃんと姉にも考えて欲しくて

私は思いの丈の全てを
ラインで送った

みなしご救援隊さんの事は
お節介と思われても構わなかった

費用も私に出させてくださいと
お願いした

姉からの返事は
少し考えさせて…

そしてその夜遅くに
私の思いがちょっとは伝わったかな?
と思える返信が
姉からあった

その内容は
長くなるので

また次回に書かせていただきます