学園祭シーズンですね

私の勤務する大学も
学園祭の真っ最中です

学祭期間中は
仕事もあまり忙しくないため
今日はお休みです

だから
クロちゃんと一緒です


昨日仕事から帰り
クロちゃんの部屋に入ると

床にトイレの砂が散らばり
いたる所に血痕が

粘液混じりの血が出るため
お水のお茶碗の
水の中にも血溜まりがありました

今までのクロちゃんの動きから
一人でどう動いたかは
想像出来ます

休みながら
少しずつ前に進み
途中倒れ込んでは立ち上がり
トイレにたどり着き

用を足したら
次はお水の前に

いつも
動くと必ず出血がひどくなる

おそらく昨日も
動いた後にひどくなったのだと思います

一人で
よく頑張ったね



クロちゃんはすでに
ベッドに戻って寝ていました




決してガンを
甘く考えてなどいないつもりでした

けれど
痛々しさが増していく
クロちゃんのお顔を見ていると

頑張る

なんて言ってた自分

やっぱり甘かったのかもしれない
そう思いました



今朝

ゆっくり休んでいればいいのに
上半身を起こし
また立ち上がろうとしました
でも今朝のクロちゃんは
もう後ろ足が立たず
立ち上がる事は出来ませんでした

なのに
どうしても動きたいのか
洗濯物を干して戻ってみると
横に置いてあるマットの上に
移動していました
這って動いたとしか思えません

ベッドから落ちたら危ないので
お水とトイレをそばに置き
降りられないように
周りも段ボールで囲み
寒くない様に
フリースを掛けてあげました

ところが
しばらくすると
お顔がベッドの手すりとマットの間に
はまってしまい
私は焦りました

これはもう
抱っこしてお布団に戻すしかない


クロちゃんを
フリースごとそっと持ち上げ
抱っこしました

そして横のお布団の上に

初めてクロちゃんを抱っこしました

軽くて
小さくて

折れてしまいそうなぐらい
頼りなくて

ぎゅっと抱きしめる事は
出来ませんでした


ここでゆっくり寝てねと
フリースを掛けナデナデ

        
寝息を確認し

しばらく寝てくれるかな
そう思って一階へ降り

さっき戻ってみると
なんとクロちゃん
また移動してるーー
もうびっくりしました



抱っこも出来て
さっきナデナデしながら
嬉し涙を流したばかりの私でした
色々思い出したら
悔し涙も流しました 

だからかな
しばらく笑ってなかった私を想って
もしかしてクロちゃん
笑わせてくれようとしてくれたの?


                  泣かせてごめんにゃ


心配かけてごめんね