クロちゃんに
たくさん応援のメッセージを
いただきまして
本当にありがとうございます
皆様の温かいメッセージに
私自身も励まされ
頑張れています
クロちゃんが
最後にご飯をちゃんと食べたのは
9月28日でした
先生のお話①
骨の変形のせいで
口が開きづらくなり
段々飲み込む力も
弱くなって行きます
確かに
一度に続けて食べると
飲み込みきれなかった分が
よだれと一緒にだらだらと
口から流れ出してしまい
むせる様になって来ていました
それでも
ティースプーン一杯分くらいを
お皿にのせ
飲み込んだのを確認してから
またお皿にのせてあげると
結構食べれていたのですが
翌日の29日からは
全く食べようとしなくなりました
ベッドからお茶碗を
しばらく見つめていますが
寝てしまいます
朝ご飯は
私が出勤するまでの2時間くらい
夜ご飯は
帰宅から就寝前までの5時間くらい
片付けずに置いておきますが
食べません
お茶碗の横を通っても
一瞬お皿に目をやるだけで
においを嗅ごうともしなくなりました
そして1日月曜日は
クロちゃんのお顔の皮膚が破れ
大量の出血
3日水曜日
仕事が休みだったので
家事を済ませた後は
ほとんどクロちゃんの部屋で過ごす
傷は乾いてきていました
クロちゃんは一日中
時々窓の外を眺めては
うつらうつら
ずっと同じ場所にいました
お外時代ご飯を食べていた中庭
夜になって冷えてくると
ブランケットのある場所に移動
それから今日までの3日間
ずっと同じ場所で寝ています
見た感じだけなら
苦しそうではなく落ち着いています
昨日夕方
帰宅した時のクロちゃん
お顔からの出血は
ほとんどなかったのですが
今日は少し
目の下から出血
先生のお話②
体力を温存するために
あまり動かなくなります
ずっと同じ場所ににいるので
もう動くのもしんどいのかと
心配でしたが
昨日の昼間は
トイレにも行けた様でした
そして
わたしの呼びかけには相変わらず
鳴いて反応してくれるのですが
お口があまり開かない様で
前の様に
可愛くあーんとは鳴けず
お口を閉じたまま
声を発するといった感じです
悔しいけど
先生の言った通りになって行きます
退院の日は
良くなって行きますよと
おっしゃっていたのに
その言葉通りには
どうしてならないんですか?
先生!
最善を尽くしてくださったであろう
先生には
そんな事を言えるはずもありません
クロちゃんの側で
本を読んだりしながら
ぼんやりしていると
いろんな事が頭を巡る
ご飯を食べて命を長らえても
ガンが進行するだけ
それは自分も辛い
それに心配なのは
いつも側でメソメソしてるあの人
自分のガンが進行していく様を
見ていられるんだろうか
どうせ終わる命なら
いっそ食べずに
命を終わらせてしまおうか
まさか
まさかクロちゃん
そんな事を考えていたりしないよね
とか
そんな事考えないでね
クロちゃん
返事はあるはずもない
今日食べなかったら
8日目です
弱った体で8日も食べていないのに
あんまり近づきすぎると
少し身構え逃げようとする
どこにそんな力が残っているんだろう
驚かせたら
ベッドの下に行ってしまいそうなので
いつも少しの距離を保ちます
どうしても縮まらないけど
縮めたい
あと少しの距離
でも今は
クロちゃんの時間がこのまま穏やかに
それだけを望みます

