今から遡ること30数年余り、私がまだ小学生だった頃。
通学路によく、猫ちゃんがダンボール箱に入れられ、捨てられていました。
見つけると放って置くことが出来ず、母に叱られる事を承知で連れて帰っていました。
まだ目も開いていない、生まれて間もない仔猫。
猫ちゃん用のミルクはもちろん、哺乳瓶なんて無かったので、目薬の容器を洗って、温めた牛乳を飲ませて、仔猫達を何匹育てたかはもう忘れてしまいましたが…

学校の友達、ご近所、仔猫を迎え入れてくれるお宅を探しまくった事を思い出します。
日に日に可愛くなっていく仔猫、おうちが決まってホッとする反面、お別れの日は何とも言えない複雑な気持ちになりました。

結婚をして、家を買って、今の家に住み始めたのが17年前、それから2年が過ぎた頃、1匹の猫がゴミ置場のゴミを荒らす様になりました。
ご近所のお友達数人とお金を出し合い、避妊の手術をし連れ帰ったのですが、お腹の縫合した所が痛々しく、抜糸までうちで保護することになりました。
リビングの窓を開けたら、ずっと前からうちに住んでいたかの様に、普通に入ってきてすぐにソファで寝てました。
名前はみーゆ。推定3歳。

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急に決まったので、トイレの用意も無く、クッキーの空き缶に、飼っていたハムスターの砂を入れて玄関に置いたら、ちゃんとそこにおしっこして、始めから手のかからない子だったなぁ。
それから9年、うちの子として暮らしましたが、突然発症した病でお空の星になりました。

みーゆが逝ってしまってから1年が過ぎた頃、寂しさから里親さん募集のサイトをみて何件か連絡するも、お留守番の時間が長いという理由でお断りのお返事を頂きました。
保護された経緯などをお聞きしたら、条件が厳しいのも納得できましたので、もう諦めようと思ったのですが、寂しそうにしている私を見て、主人がみーゆにそっくりな子をペットショップから連れて来ました。

それが2代目みーみです。

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それから2年してぴーちゃんが来ました。

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そして2年前にはクロちゃんが、うちのお庭の子となりました。

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ブログを始めて、たくさんの方が辛く厳しい環境で生きている猫の為に、日々活動されている事を知りました。

目を覆いたくなる様な現実がある事も知りました。

許すことの出来ない虐待の報道。

自分には何も出来ないもどかしさを以前にも増して感じる様になりました。

でも、もし出来ることがあるなら、迷わず行動したいと思います。

皆さんのブログを読んで泣いてるだけじゃダメだなって思う今日この頃。

気づけばお庭では、つるバラが満開でした。
 
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