うへぇ、朝から出かけて帰り道でさんざん買い物して回ったからもういいじゃん今日は帰ろうよ、と言おうとした矢先に息子が「パパと行きたい!」と可愛い事を。
ママと別行動している間は、パパのiPhoneでのゲームを怒られる事なく堪能できるからそう言ってるんだと分かっていても、仕方ねえな~、とにやける私です。
そんなわけで、買い物袋を満載した車を嫁に預けて、息子と一緒に新しいショッピングセンターのお値段控えめな散髪屋さんへ。お値段控えめな上に綺麗でサービスが良くて嫁のお気に入りらしい。
- 登録しておくと順番が近くなったらお知らせメールが飛んで来る便利なシステム。
- 明るく洒落た作りの店内。
- 待合室においてあるヘアカタログを見て、なりたい髪型をアレコレと。
- 待ってる間マンガ読み放題。(大作が全巻揃ってるけどもしかしてこんなの読みきれるレベルで待つの?)
- ドリンク一杯無料。
- 朗らかにお客の話を聞いて、本当にお客が望んでいるのは何かを手際良く探り出して小気味良いベースでカットを進める理容師さん達。
個人的には混んでる時点でいつも行ってるおっさん達数人が一緒にやってる店の方がいいと思うけれど、にやけたパパは思惑に乗ってあげることにして待つこと一時間と少し。
やっと順番が回って来て取り敢えず店員さんと息子がいってしまった頃になると、マンガも雑誌も興味ないものばっかりだったので、すっかり退屈。
激しくトイレに行きたくなってきた事だし外で気分転換するか、と店から一旦出ようとすると、受付のところで外人さんが困ってる。
あれ、よく見たら店員さんも「キャンユースピークジャパニーズ? 」とか言いながら困ってる?… ように見えたのでそばを通りかかりついでに「そこの機械で予約するんだよ」的な事を話しかけてしまった。
すると外人さんがこっちを向いて、
オーケイ、そうかもちろん予約するよ!
なに、むつかしい事は言わないし、簡単にカットしてくれればいいんだ
なに、むつかしい事は言わないし、簡単にカットしてくれればいいんだ
てなことを言ってきたので、店員さんの方をみると、
出来ませんと言ってください、うちじゃむりなんで。
と言われてしまった。
ああそうだったか…店員さんが(たぶんマニュアル通りに)断ろうとしてたところに変な口を挟んじゃったらしいと 、ここで気づきました。あーあ気まずいのう。
どちらにも申し訳ないなあと思いつつ、
ごめん、彼らは日本語しゃべれない人は対応きないって言ってる
と伝えましたとさ。
後で息子を迎えに行った時に、先ほどの店員のお兄さんが愛想よく「さっきはすいませんねー僕ら英語ダメなもんで」と言ってくれたので多少気まずさからは救われましたが、「余計なことしてくれるなよ」と怒られてもしかたないかなあ、という感じです。
ちょっくら気まずかったこの出来事の後で店を思い出してみると、最初の印象とは別物に見えてきます。
- 待合を快適にして、獲物を逃さない機械的な仕組み。
- 効率良くさばくために最適化された仕組みに乗って動いている店員さんたち。
- いろいろなリクエストにうまく柔軟に答えているように見えて、実はできることの幅や限界は決まってる。
- 想定外のお客に対応して時間を食うより、断って無難なお客を優先。
そういえば低コスト・高回転で有名な(というか自称ドジョウなあの人が散髪に行って有名な?)QBハウスでも「日本語喋れない人お断り」的な張り紙を見たことがあるのも思い出しました。
冷たいとかけしからんとかオヤジトークするのは簡単ですが、仕組みを最適化して低コストにしてある分、売上を出すには一人でも多くお客を回転させることに注力しなきゃいけなくて、時間のかかるお客は断るしかないんだよね、きっと。
同じ低コストでも、私がいつも行くお店の経験豊富そうなちょっと年配の理容師さんたちなら、言葉通じないながらも対応できたりしたのかなあ。そうはいっても低コスト高回転型なら対応してられないか?
最適化された低コスト高回転型のお店が増えていくことを普段は歓迎しているけれど、最適化した結果「あそび」になる部分を削ったシステムってのは、一歩外れるとい心地悪いんだよなあ、と実感した休日の出来事でした。